残尿感
対応診療科:泌尿器科
残尿感とは
残尿感とは、トイレでおしっこを出した後にも、まだ尿が残っている感覚のことです。実際の残尿とは関係ありません。残尿感があっても残尿がないこともあります。膀胱粘膜や外陰粘膜に炎症が起きているときに感じられる状態といえます。
原因
急性膀胱炎 慢性膀胱炎 GSM 陰核炎 包皮炎 腟炎 子宮筋腫 便秘
改善方法
残尿感の原因になっている原因を見つけ、その治療をすることがもっとも大切です。 一番よくないのは、やみくもに残尿感を解決しようと、排尿時に腹圧をかけすぎることです。残尿感には原因があります。それを解決しないまま排尿を無理に行うと、さらに骨盤底筋のうっ血が起きて、症状を悪化させることがあります
よくある質問
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Q.残尿感があるのに、排尿をしようとしても出ません。A.無理に出すことは諦め、自然体でトイレに座るようにしてください。
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Q.残尿感があるので抗生剤を飲みましたが改善しません。A.残尿感の原因は、膀胱炎だけではありません。一度病院で診てもらいましょう。
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Q.寝る前だけ残尿感が悪くなります。どうしてですか?A.入浴後による外陰の乾燥や、寝ている姿勢などが影響している可能性があります。