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大阪心斎橋でアートメイクは二宮レディースクリニック|眉・アイライン・リップ

大切なお顔に、
妥協のない
アートメイクを

数々の受賞歴を持つ世界的な技術者によるラインの0.1㎜までこだわった施術で
自然で美しいアートメイクをお約束します。

技術看護師:今井 千鶴
※ 2016・2017年アートメイク世界大会 金メダル総合受賞
2018・2019年アートメイク世界大会 審査員
2022年アートメイク日本大会 パラメディカル部門グランプリ受賞
2023年アートメイク世界大会 日本代表 特別審査員

忙しい毎日に時短でメイクができたら。
自分の顔に一番似合うメイクができたら。
素顔にもっと自信を持てたら。

そんなお悩みは、
二宮レディースクリニックの
アートメイクで解決できます。

当院のアートメイクは決して妥協をしません。描く眉毛の1本に、ラインの0.1㎜に、魂を込めて真剣に向き合うことをお約束します。
なぜって、実績に裏付けられた技術力があるんです。
アートメイク国際大会で数々の輝かしい受賞歴を持つ信頼できる技術責任者と、彼女が指導を行い厳しい選定を合格した技術者のみが責任持ってあなたのお顔を施術させていただきます。

技術力で選ぶなら、ぜひ当院のアートメイクをご予約ください。

NINOMIYA LADIES CLINICは、
世界に通用する
医療アートメイク技術者がいる
クリニックです

数々の国際アートメイクコンテスト
金賞受賞審査員経験

医師・スタッフのご紹介

DOCTOR/STAFF
  • DOCTOR

    二宮 典子NORIKO NINOMIYA

    医師。
    泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
    2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。

    詳細を見る
  • NURSE

    今井 千鶴CHIZURU IMAI

    看護師。
    大手・個人クリニック・病院の手術・美容看護師歴任。患者満足度の高い美容の必要性を実感し、知識と技術を磨く。その後、日本を代表するアートメイク指導者との出会いによって、アートメイク技術者として躍進。現役の技術者でありながら、若手へのアートメイク指導を行う。さらに、国内外のアートメイク大会へ精力的に参加し、自らの技術を高めるとともに、日本の正しいアートメイク技術普及に尽力している。

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アートメイクとは?

アートメイクとは、美容医療技術のひとつで、皮膚に針で色素を注入することで、持続性の高い化粧を施すことを指します。アートメイクという呼び方は主にアジア圏で使用されている造語で、英語圏ではParmanent makeupなどと呼ばれています。アートメイクを施術する主な部位は、眉・アイライン・唇です。
アートメイクが美容目的であるのに対し、アートメイクと同様の技術を用いて、皮膚疾患や瘢痕再建などの医療補助目的で皮膚に色素定着を行う技術を、パラメディカルピグメンテーションと呼びます。

アートメイクはどのようにして色素を入れるのか

デザインを施したい皮膚に、アートメイク専用の針を使って細かな傷を付け、同時に専用の色素を入れることで、色素を皮膚内に注入します。目的や部位に応じた針や色素を使用し、安全性とデザイン性を兼ね備えた高い技術を提供することが可能となります。

皮膚は外側から【表皮】【真皮】【皮下組織】という構造からできいます。これらの3つの構造のなかで、ターンオーバー*を行うのは表皮だけです。表皮は上から皮脂膜・角質(細胞)層・顆粒(細胞)層・有棘(細胞)層・基底(細胞)層から構成されていて、一番下にある基底層から新しい細胞が生まれることによって、細胞を表面に押し上げています。

そのため、アートメイクの技術で色素を表皮に注入しても、表皮がターンオーバーすることで、時間の経過とともに色素が皮膚の外側に押し出され、退色(色素の色は薄く変化していくこと)します。注入する部位が浅ければ浅いほど、短期間で色素は退色します。注入する部位が表皮であっても、真皮に近いような深い部分の場合は、数年かけて色素が退色することとなります。一方で、最初から真皮まで色素を注入した場合は、表皮のターンオーバーにより色素の退色は見込めないため、ほぼ永久的に色素が残ることとなります。

アートメイクの1回あたりの時間と必要な施術回数について

一昔前のアートメイクは、しっかりとしたデザインを施し、1回で通院を終了していたこともあるようです。そのため、仕上がり直後がとても不自然だったり、満足のいかないデザインのときに修正が難しいといったトラブルもありました。

現在のアートメイクの一般的な方法は、1回の施術だけで希望通りのデザインが完成することはほとんどありません。その代わり、1回目から不自然さのないデザインで患者様のご帰宅が可能となりました。また、2〜3回に分けて無理なく色を定着させることで細やかなデザインの調整を行なっていきます。

理想とするデザイン完成まで、何回通院する必要があるかは施術する部位や患者様の状況によって様々です。当院では、初診のカウンセリング時に通院回数の目安をご説明させていただき、納得された患者様のみ施術を行なっていきます。
このホームページでは当院で行う一般的な時間や通院回数をご説明していますのでご参考にしてください。

アートメイクの色素定着期間

アートメイクの色素定着期間には期限があります。アートメイクは皮膚に一時的な色素の定着を行う技術です。つまり、一度アートメイクを施したからといって、一生その状態が継続するわけではありません。アートメイクでは美しい発色状態の期間を1〜2年にするため、表皮の角質層〜顆粒層に色素注入を行います。アートメイクで定着した色素は、完全に消失するまでには、さらに数年以上の時間が必要ですが、見た目には2年程度で目立たなくなります。皮膚のターンオーバーによって少しずつ色素が抜けていき、周りの皮膚に色が近づいていくため、突然皮膚が不自然に変化することはありません。

アートメイクの色素定着期間に期限があることのメリットは2点あります。

  • 安全性

    1つ目のメリットは安全性です。経験的に安全に行われているアートメイクの色素ですが、色素は体内には存在しない異物であることに変わりありません。さらに、使用している色素の安全性は100%ではありません。そのため、一度入れた色素が一生体内に残存することは、医療者としては望ましくないと考えています。患者様の健康面を配慮すると、有効期限があることは安全であることのメリットと考えられます。
  • 変化に対応できる

    もう一つのメリットは変化に対応できることです。アートメイクを施した皮膚やその下にある骨格は年々変化します。また、時代によって良いデザインも変化します。永久的な色素沈着では、このような変化に対応することができません。しかし、アートメイクでは施した色素は1〜数年単位で徐々に退色していくため、このような変化に対応することが可能です。患者様ひとりひとりの変化に応じたデザインのご提案と最適なメンテナンスを繰り返し、オーダーメイドのアートメイクをご提案することができると考えています。

    アートメイクで有効期限があることのデメリットは、美しいアートメイクを維持するためには、数年に1回はアートメイクを受けていただくことが必要という点です。そのため、当院は一度アートメイクを施術させていただいた患者様は、数年〜数十年といった長期間のお付き合いをさせていただくことが当然と考えています。施術前カウンセリング〜施術中〜施術後のアフターケアの全てが、お互いが信頼できる医療者ー患者関係を築いていくための重要で大切な時間と考え、日々の診療を行っています。

当院のアートメイクが選ばれる理由

当院は美容専門でもアートメイク専門でもありませんが、多くの患者様にご支持いただき、その多くの方がリピーターになってくださいます。
当院が多くの患者様に選ばれる主な理由を5つ挙げました。アートメイクの施設選びに悩んでいる方は、当院のアートメイクがご自身のご希望や考え方に添うものであるかご判断いただく参考にしてください。

世界レベルの技術力

巷には数多くのアートメイク施設がありますが、受診を決定する上で最も重要なポイントは、技術者のアートメイク技術です。
どれほどカラフルで見栄えの良い素敵なホームページでも、実際に施術をする技術者に十分なアートメイクの技術がなければ元も子もありません。
当院の技術者は、20年以上の歴史を有するアートメイクスクールであるBio Touch Japanを卒業し、その後もアートメイクインストラクターとしてのべ100名以上のアートメイク指導を行なっています。さらに、活動は国内だけに止まらず、技術の研鑽のために数多くの国際大会に出場し、多くの受賞歴があります。
日本のアートメイク技術はまだまだ未熟であるという自覚と謙虚さを忘れずに、患者様のために日々技術を磨いているアートメイク技術は、世界レベルと言えるでしょう。
アートメイクの技術力で不安を感じたくない患者様の多くが当院を選んでくださいます。
どうぞ安心してお問い合わせください。

一人一人に合わせた最適なデザイン

アートメイク施設を選ぶとき、デザインの美しさは重要なポイントです。
特に眉のデザインは、顔の印象を大きく左右します。最適なデザインはその人を最高に素敵に見せますが、眉だけが目立つようなデザインでは、顔の印象は死んでしまいます。
当院でご提案させていただくデザインは、患者様のご希望も受け入れながらも、年齢や生活スタイル、その後のメンテナンスに至るまで配慮しています。
鏡を見るたびにうっとりしてしまうデザイン力も、当院が選ばれる理由の一つです。

再現性と安全性を重視したカラー選定

アートメイクで人気の高いリップの施術に欠かせないものは色鮮やかなカラーです。
艶めく赤、ジューシーなピンク、元気なオレンジ…たくさんの華やかな色素の中から、自分の好きな色が自分の唇に定着するのは想像しただけでとても幸せな気持ちになります。

しかし、絵の具のように色素を混ぜて、お気に入りの色にしたからといって、それをリップに施してもその通りの発色が手に入るわけではありません。技術者は、患者様の唇の下地や、形、お肌の色や質感も含めて、最適な色を見極める必要があります。また、繰り返し受診される患者様に再現性の高い色を提供する義務があります。
当院の技術者はカラーの知識はもちろん、豊富な経験と技術力で、患者様の要望をしっかり満足できる再現性の高いカラーのご提案が可能です。

また、色素の発色をよくしている理由が、危険な物質を含んだものであれば、それは患者様に提供するべきではありません。見た目のインパクトが強い色素の中には、正規の業者を通さない製品もあり、その中身はまるで工業用品かと驚いてしまうような高濃度の有機化合物や金属を含有していることもあります。人体に安全であることが何よりも大切という考えは、医療者として当然のことです。当院で使用している全ての色素は、日本支社をもち、20年以上の実績のある企業からの製品です。安全性に不安のある色素の取り扱いは行っておりません。 安全性を重視した色素へのこだわりが、患者様に長く通っていただける理由の一つとなっています。

本音で話せるカウンセリング

カウンセリングが丁寧というのは当たり前です。
カウンセリングの目的は、アートメイクの必要性やメリットだけではなく、デメリットも十分に説明し、理解していただくことです。
当院のカウンセリングは、患者様に本音で話していただき、担当技術者も本音でぶつかります。そこで納得し、大事なお体を任せてもよいと判断された時のみ、アートメイクを行わせていただきます。時には、技術者が患者様の不利益を想定し、施術をお断りさせていただくこともあります。
時間が長いだけのうわべだけ丁寧なカウンセリングではなく、本音で話す正直なカウンセリングを行えることが、当院が患者様に長く支持をいただいている理由となっています。

徹底した衛生管理

アートメイクの施術を行うためには、必ず患者様の皮膚を傷つける必要があります。それは、つまり患者様の血液が器具や周辺環境に飛散している可能性があるということです。
当院では、患者様の施術には使い捨ての針を使用し、器具やリネン類は交換・消毒・滅菌処置を必ず行いますので、前の患者様の血液などが次の患者様に触れるということはありません。 周囲の器具の整理整頓も、衛生管理には大変重要です。整然と並んだ器具は感染対策ができている証となります。
また、忘れられがちなのが、施術者自身の防護です。マシンや針で皮膚に細かい傷をつければ、かならず患者様の血液が周囲に飛散しています。防護なしで施術すれば施術者に付着し、施術者を介して、次の患者様に感染を伝播しかねません。
当院の施術者は、マスク、手袋、アイシールドで感染対策を徹底しています。
安心して施術していただけることが、当院が選ばれる大きな理由の一つです。

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パラメディカルピグメンテーションとは

パラメディカルピグメンテーションは、皮膚へ色素を注入する技術で、アートメイクと類似した行為です。
アートメイクは、もともとある顔のパーツをより美しく見せるために、デザインを行い色素を注入していきます。パラメディカルピグメンテーションは、予期せぬ事故や手術で、健常な状態では無くなった皮膚や傷跡に色素注入し、もとの状態に近づけるための医療補助行為です。(医療補助行為のことをパラメディカルと呼びます)
パラメディカルピグメンテーションは、デザイン力・色素に関する知識・特殊な皮膚への対応力、など専門的な知識と技術が必要となるため、その修得には通常のアートメイクよりも長い時間と努力が必要です。残念ながら、現在パラメディカルピグメンテーションが可能な施設は日本国内にはあまり多くありません。当院は、数多くのパラメディカルピグメンテーションの患者様を受け入れており、技術者は豊富な経験と知識を有しています。他院で対応できなかった患者様にも出来うる限り最適な技術をご提案させていただきます。

アートメイクと刺青(入れ墨、タトゥー)の違いとは

アートメイクと刺青(入れ墨、タトゥー)は、皮膚に傷を付けて色素を注入するという意味において、同様の行為です。色素が定着している期間に違いはあるものの、一度定着した色素は簡単には除去できません。しかし、両者は完全に同じではありませんので、両者の違いについてご説明します。

上述の通り、アートメイクは皮膚の浅い部分である表皮が色素を入れる部位になります。そのため、時間の経過ともに色素が退色していくことが前提の技術です。一方、刺青は、色素を皮膚の深い層である真皮まで注入するので、皮膚のターンオーバーで退色することはありません。真皮の細胞の貪食作用によって少しの退色はあるものの、入れ墨で入れた色素は半永久的に残ります。

さらに、デザインの方法についても違いがあります。アートメイクは患者様の顔に既に存在するパーツをより美しくするために色素を施します(主に眉・アイライン・唇)。デザインは、個人の顔のバランスに応じて技術者が描いていきます。一方、入れ墨は自分の気に入ったデザインを患者様が選び、何もない皮膚にデザインを転写して色素を定着させていきます。

アートメイクがおすすめな人とは

アートメイクは、化粧をしていなくても軽く化粧をしているような顔を作ることができます。そのため、以下のような不便を解消することができます。
  • ・汗でメイクが落ちるのが困る方
  • ・メイクの時間をもっと短縮させたい方
  • ・上手くメイクができない方
  • ・左右の眉毛の角度の違いが気になる方
  • ・ノーメイクでも素顔に自信を持ちたい方
  • ・マスク着用時にマスクの内側に口紅がつくのが気になる方
  • ・食事をしたときに食器やグラスに口紅がつくのが気になる方
  • ・唇の血色が良くないことにコンプレックスを持っている方
  • ・目元の印象をぱっちりと魅力的にしたい方
  • ・アイラインを書くことが苦手な方
  • ・ホクロを作りたい方
一度アートメイクを受けてしばらく時間が経過している人にも、メンテナンスが必要です。
  • ・数年前に受けたアートメイクが薄くなってきた方
  • ・デザインや色の変化が不自然で気になる方
  • ・以前のアートメイクに違和感を感じるようになった方
アートメイクを他院で受けたけれど、相談してみたい人もお待ちしております。
  • ・他院でのアートメイクの仕上がりに納得できない方
  • ・他院のアートメイクの痛みが気になり2回目以降の施術を躊躇している方

パラメディカルピグメンテーションがおすすめな人、適応疾患とは

パラメディカルピグメンテーションは、無毛症などの先天的な皮膚疾患や、後天的な外傷、やけど、手術の傷跡などを、色によってその傷を目立たなくさせる医療補助的な役割をもつ色素沈着の技術です。
  • パラメディカルピグメンテーションの適応疾患
  • ・白斑症
  • ・乳房手術後
  • ・脱毛疾患
  • ・事故・手術による傷跡、皮膚変化
その他皮膚トラブルに関してもお気軽にご質問ください。

アートメイク・パラメディカルピグメンテーションの技術者とは

アートメイク・パラメディカルピグメンテーションともに、他人の皮膚に傷をつけることで技術が成立する行為です。医師または看護師免許を有している者だけが施術することを許可されています。(免許を有していない人間が他人に傷を負わせた場合、傷害罪に問われる可能性があります)
また、施術を行う者が看護師の場合、単独の施設で行うことはできません。アートメイクを行う施設には必ず医師が常駐し監督していることが必要です。

アートメイクの技術は、医学部を卒業するだけでは修得できません。そのため、技術者たちのほとんどはアートメイクに関する知識・技術を学ぶことのできるプライベートスクールで研修を行い、その後も知識を継続的に修得するため研修を積んでいます。
当院の技術者は全員、アメリカのアートメイク機関のBioTouchの技術を日本で学ぶことのできるBioTouch Japanの卒業生です。

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アートメイクの技術について

TECHNIQUES

アートメイク眉

アートメイクのなかでも、眉は特に人気の高い施術です。
アートメイクの代表的な施術部位である眉ですが、その方法はいくつかあります。
理想的な眉は人それぞれです。当院では、患者様の理想に最も近いデザインを、ご提案させていただきます。

2D(エリア+グラデーション):所要時間90分×2〜3回

アートメイク眉2Dは、さらに2つの手法があります。どちらの技術もアートメイク専用のマシンを使用して色素を注入していきます。繊細なマシンさばきの技術が必要となります。

2Dグラデーション眉
眉ペンシルで眉毛を仕上げたようなキリッとしたデザインに仕上がることが特徴です。眉の部位によって濃淡を調整し、より立体的で自然なデザインの眉が出来上がります。 キリッとした雰囲気のなかにも女性らしい柔らかな印象を残した、美しい眉を作ることができます。

2Dパウダー眉
まるでパウダーメイクを施したようなふんわりしたデザインに仕上がることが特徴です。
2Dグラデーション眉に比較して、眉のアウトラインを不鮮明に仕上げるためとても優しい雰囲気の眉に仕上がります。

3D(ストローク):所要時間120分×2〜3回

アートメイク眉3Dは手彫りで眉毛の毛並みを皮膚に施していきます。
眉の生え方や骨格を確認し、もともとの眉毛とアートメイクで描いた眉毛を合わせた状態がもっともバランス良く、メイクをとった時にも自然に見えるような最適な毛並みをご提案します。

4D(ストローク+グラデーション):所要時間120分×2〜3回

アートメイク眉4Dは、手彫りによる眉毛の毛並みと、その毛並みの周囲に濃淡の影をつけることで、3Dよりもさらに立体的で印象的な眉毛を施す技術です。ストロークとグラデーションをバランス良く施術するには高い技術が要求されます。

技術者を見極めるポイント

アートメイクの眉の技術のポイントはデザイン力、左右のバランス、部位に応じた力の調節、ができているかどうかです。
眉のデザインは、患者様の一人一人の骨格や顔のほかのパーツに合わせて最適なバランスのものをご提案する必要があります。デッサン時にすばやく美しいラインどりができるかは、技術者の技量が試されるところです。

さらに、描く線(ストローク)の左右差が生じていないかも大きなポイントになります。人間だれしも左右のどちらかが利き手となります。利き手によって技術者にも左右どちらかの得意不得意がありますが、日頃からしっかり経験・練習をおこなうことで左右差はほとんどなくなります。左右同じようにスムースに眉が描かれるかは技術者の腕の見せ所です。

最後に、1回のストロークで均一で滑らかな美しいラインを描くことができるかが、もっとも技術者の能力差が分かれるポイントです。眉頭と眉尻、上下で、表皮の厚みはまったく異なります。そのため同じように彫ったつもりでも、眉頭は浅く、眉尻は深く注入されてしまい、退色するときに眉尻だけが残りやすくなります。優れた技術者はその厚みも考慮して、同じように退色がおきるように均一に眉を仕上げていきます。また、人間の骨格は不規則な曲線を描いており、長く滑らかな線を描くためには相当の練習と経験が必要です。優れた技術者は1本1本の線を迷うことなく、しっかり丁寧に素早く仕上げることが可能です。
均一に色素が注入されているかは、直後には判断できません。直後の色と比較して、1ヶ月後に60%程度の色素がムラなく均一に残っていれば、高い技術をもっているといえます。

未熟な技術者は、
  • ・眉のデザインに時間がかかる
  • ・眉の施術を開始してから終了まで120分以上要する
  • ・1ヶ月後の色素定着にムラが目立つ
  • ・手彫りのラインが途中で消えている、または色素がほとんど残っていない、
などという特徴があります。

アートメイクアイライン

長いマスク生活の影響もあり、特にアイメイクの需要が高まっています。
時間も予算も気軽に始めることができるので、アートメイクに興味はあるけれども眉や唇までは勇気が出ないという方の第一歩としてもお勧めです。

シンプルアイライン:所要時間60分×2〜3回

睫毛と睫毛の間をうめるようにアイラインを描く技術です。
細めでベーシックのアイラインのため、どのようなタイプの方にもお勧めです。

シンプルテールライン:所要時間60分×2〜3回

シンプルラインにテールを加えたアイラインの技術です。
自然かつ印象的に仕上げるには、テールはあまり長くしすぎないことがポイントです。当院では、最適な長さをご提案させていただきます。

男性アイライン:所要時間60分×2〜3回

男性の目元にアイラインを行う技術です。
女性のアイラインとはことなり、長く見せるということは行いません。
まつ毛の根元に点状に入れることで、男性でも不自然さのない目元に仕上げます。

シャドーライナー:所要時間60分×2〜3回

テール付きのアイラインを描いた後、グラデーションテクニックを用いて目尻部分にグラデーションテクニックで濃淡のある陰を描く技術です。
まぶたに奥行きができるため素顔でもよりはっきりしたお顔立ちになりたい人や、普段のメイクではアイメイクがヨレてしまう方にお勧めです。

技術者を見極めるポイント

アートメイクのアイラインの技術のポイントは、均一な幅でムラなく、素早くラインを仕上げることと、色素が適切な部位に注入されていることです。
目元の施術は時間がかかればかかるほど、その後の患者様のまぶたが腫れる原因となります。丁寧かつ無駄のない動きですばやく仕上げることが、目元の腫れを最小限に抑える秘訣となります。

また、アイラインの施術部位は、繊細な目元の中でも皮膚と粘膜とまつ毛が集合している部位です。アイラインはあくまでもまつ毛とまつ毛の隙間を埋めるように皮膚に施すことが重要です。間違った知識や未熟な技術で、色素をまぶたの粘膜に注入することはトラブルのもととなります。

また、均一に色素が注入されているかは、直後には判断できません。直後の色と比較して、1ヶ月後に50%程度の色素がムラなく均一に残っていれば、高い技術をもっているといえます。
未熟な技術者は、アイラインの施術を開始してから終了まで30分以上要する、ラインの太さが不均一、粘膜に色素が滲んでいる、1ヶ月後に大きく色素にムラができている、または色素がほとんど残っていない、などという特徴があります。

アートメイクリップ

フルリップ:所要時間120分×2〜3回

唇全体にまんべんなく色素を注入する技術です。
唇の輪郭をしっかりと縁取りした後、内側の粘膜に色素を入れるため、とても人目を惹きつける印象的な唇となります。
バランスのよい魅力的なリップデザインと、患者様の皮膚や粘膜の色にあったリップのカラーをご提案します。
唇全体の色むらが気になる方や、華やかな印象にしたい方などにお勧めです。
当院で一番人気のアートメイクです。

リップライン:所要時間90分×2〜3回

唇の縁取りのみ色素を注入する技術です。
唇全体には色素注入を行わないため、自然な印象で仕上げることができます。
唇の輪郭がボヤけてしまった方や、リップラインを描くのが苦手な方にお勧めです。

男性アイライン:所要時間60分×2〜3回

男性の目元にアイラインを行う技術です。
女性のアイラインとはことなり、長く見せるということは行いません。
まつ毛の根元に点状に入れることで、男性でも不自然さのない目元に仕上げます。

シャドーリップ:所要時間120分×2〜3回

リップラインは描かずに、ラインよりも内側に色素を注入していく技術です。
リップラインが強調されていないため、素顔でも自然な印象となり、血色のよい健康的な唇の印象を作ります。

技術者を見極めるポイント

アートメイクのリップの技術のポイントは、唇の粘膜に色素を均一に入れることです。均一に色素が注入されているかは、直後には判断できません。直後の色と比較して、1ヶ月後に30%程度の色素がムラなく均一に残っていれば、高い技術をもっているといえます。
未熟な技術者は、リップのデザインに時間がかかる、リップの色素の提案理由が曖昧、リップの施術を開始してから終了まで120分以上要する、1ヶ月後に大きく色素にムラができている、希望した色に近づかない、または色素がほとんど残っていない、などという特徴があります。

その他

  • カラーチェンジ

    過去に眉毛のアートメイクをしている方の中には、眉の色素が変色し不自然になっている場合があります。
    例)黒⇨グレー、濃茶⇨オレンジなど
    当院ではこのように変化した色素の修正が可能です。
  • 他院修正

    眉毛、アイライン、唇のアートメイクのデザインが気に入らず修正したい場合、一度当院にご相談ください。
    (色素除去が必要なケースは、対応が困難となることがあります。)
  • 黒子(ホクロ)

    希望の部位にホクロを作成することができます。
  • アートメイクの麻酔方法

    眉:経皮麻酔 追加料金なし
    アイライン:経皮麻酔 追加料金なし
    唇:神経の支配領域を応用して麻酔をする方法 追加料金あり
    その他:経皮麻酔と注射による麻酔
    最適な麻酔をご提案させていただきます

    注射による麻酔は、患部に直接穿刺を行う麻酔方法と、神経の支配部分を領域で麻酔する方法などがあり、処置はすべて医師が担当しています。
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パラメディカルピグメンテーションの技術について

PARAMEDICAL PIGMENTATION

白斑症への施術

白斑症は、メラニンという皮膚の色素成分が免疫などの異常によって欠損し、皮膚が白くぬけてしまう皮膚疾患です。
皮膚科での白斑症の治療方法は、ステロイドの塗り薬/飲み薬、UVA /UVBの照射、植皮などです。
当院では、1年以上皮膚科の専門的な治療を行なっても、白斑の程度に改善が認められなかった方たちのために色素治療をおこなっています。
白斑症のためにまだらに抜けている皮膚を、アートメイクで補正することが可能です。

乳房手術後への施術

乳がんや乳腺の腫瘍、または乳輪などの手術のために、手術後に乳輪・乳頭に違和感がでてしまうことがあります。
このような場合には、もともとあった乳輪・乳頭に近い状態をパラメディカルピグメンテーションの技術を使用して再建することが可能です。

脱毛疾患への施術

自己免疫性疾患や皮膚疾患、薬剤の影響などによって、ある一部分だけ毛が欠損してしまうことがあります。
このような状態に対し、パラメディカルピグメンテーションの技術を使用して、ヘアラインなどを補正することが可能です。

事故・手術による皮膚変化への施術

事故や手術で皮膚に大きなダメージを受けた後は、その部位の皮膚は周囲の皮膚と異なった見た目になったしまうことがあります。
パラメディカルピグメンテーションでは、周囲の皮膚に合わせた色素の注入で、違和感の少ない皮膚を取り戻せる可能性があります。

その他

そのほか、皮膚の色や質感などでお悩みを抱えていらっしゃる方は、一人で悩まずにぜひ一度当院までご相談ください。

ご予約
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アートメイクの材料について

MATERIAL

アートメイクに使用する針
  • 【マシン用】

  • ・1本針
  • ・1本キャップ
  • ・2本針
  • ・3本丸針
  • ・2, 3本キャップ
  • ・5本丸針
  • ・5本丸キャップ
  • ・3本平針
  • ・平キャップ
  • ・6本平針
  • ・デジタル1本針
  • ・デジタル平6本針
  • ・デジタル丸3本針
  • ・デジタル丸5本針
  • ・デジタル丸7本針
  • 【手彫り用】

  • ・手彫り9本針
  • ・手彫り14本針
  • ・手彫り17本針
  • ・手彫りペン ナノニードル
  • ・FTHNU18(ストレート)
  • ・FTHNU18A(カーブU)
  • ・FTHNU18A(カーブ斜め)
など、複数の針を用途によって使い分けています。
アートメイクに使用される針は日々革新されています。
当院でも最新の技術とそれに必要な針を必要時に適宜更新しています。
針は滅菌処理を行ったものを使用しており、1回ずつ使い捨てです。

色素

30年以上歴史のあるアートメイク機関のBioTouch社製の色素のみを使用しています。
Bio Touchの色素成分については次になります。
  • 【主に眉に使用】

  • ・BRUNETTE
  • ・COFFEE
  • ・DARK CHOCO
  • ・MEDIUM ASH
  • ・MILK CHOCO
  • ・MUD PIE
  • ・OLIVE DRAB
  • ・TEA LEAF
  • ・TOFFEE
  • ・ASIAN BROWN
  • ・BROWNIE
  • ・CAMEL BROWN
  • ・FOXY BROWN
  • ・ORANGE
  • ・TRUE NIGHT
  • ・YELLOW
  • 【主にアイラインに使用】

  • ・ALWAYS BLACK
  • ・JET BLACK
  • 【主に唇に使用】

  • ・CHERRY
  • ・CHICAGO RED
  • ・FLAMINGO
  • ・PINK BRICK
  • ・ROSE PINK
  • ・ROSE RED
  • ・BLUSH ROSE
  • ・CHICAGO ROSE
  • ・CREAM ROSE
  • ・FUSCHIA ROSE
  • ・FLAME ROSE
  • ・PINK ROSE
  • 【主にパラメディカルピグメンテションに使用】

  • ・MAGIC COLOR
  • ・WHITE
  • ・YELLOW
  • 【主に修正に使用】

  • ・LIME
  • ・MAGIC COLOR
  • ・NUDE

マシン

BioTouch社製の器具(FDA認可)を使用しています。
マシーンおよびマシーンコードは、施術1回ごとに消毒を行っています。

その他

アートメイク時の傷に直接触れる可能性のあるガーゼ・綿棒・シャーレ・生理食塩水などはすべて滅菌処理がされた清潔なものを使い捨てで使用しています。
アートメイクは患者様とかなり接近した状態で長時間技術をご提供させていただくため、技術者は感染を予防するためマスク・アイシールド・手袋を必ず着用させていただきます。

施術の流れ

FLOW
  1. STEP1

    カウンセリング

    初回カウンセリングには最低30分必要となります。患者様のご希望、体調の確認、デザインのご提案、今後の予定など細やかなカウンセリングを行います。

  2. STEP2

    皮膚麻酔

    施術することが決定したら、アレルギーの確認を行った後に皮膚の麻酔を行います。麻酔方法によって、デザインとデッサンとの順番が変更することもあります。

  3. STEP3

    デザインとデッサン

    患者様のご希望を確認しながら、最適なデザインを直接患者様の皮膚に行なっていきます。

  4. STEP4

    施術

    予定されたデザインに沿ってアートメイクを施していきます。施術中は麻酔の効果でほとんど痛みがないか、我慢できる程度となっています。我慢できない程度の痛みを感じた場合や、体調の変化を感じた場合は施術担当者にお申し出ください。麻酔の追加や、必要があれば医師の診察を行います。

  5. STEP5

    クールダウン

    施術後のクールダウンのために氷嚢などを患部においてしばらく状態を観察します。腫れや出血、体調不良などがないことを確認します。

  6. STEP6

    アフターカウンセリング

    施術中に気になったことや、施術後の注意点の説明を行います。この時に、自宅ケアの方法もご説明します。今後の予定についても確認します。次回のご予約が必要な場合は、この時に取得していただくことも可能です。

医療アートメイクの施術料金

PRICE

初診料:3,000円(税込3,300円) /
再診料:1,000円(税込1,100円) 
※外用薬、麻酔注射別途

全ての施術料金について以下の有効期限を過ぎた場合は1回目の施術料金になります。

男性のアートメイクは、通常料金よりプラス22,000円(税込)の料金となります。

技術者:今井 1回目 2回目(1回目から半年以内) 2回目から
1年以内 2年以内
2D 60,000円(税込66,000円) 50,000円(税込55,000円) 50,000円(税込55,000円)
3D・4D 90,000円(税込99,000円) 70,000円(税込77,000円) 70,000円(税込77,000円) 80,000円(税込88,000円)
アイライン(上下各) アイライン定着太さ1㎜以内 50,000円(税込55,000円) 40,000円(税込44,000円) 40,000円(税込44,000円)
アイライン
テール付定着太さ1㎜以内・
定着テール2~3㎜以内
70,000円(税込77,000円) 60,000円(税込66,000円) 60,000円(税込66,000円)
シャドウ
ライナー
90,000円(税込99,000円) 70,000円(税込77,000円) 70,000円(税込77,000円) 80,000円(税込88,000円)
シャドウ
ライナーPlus
120,000円(税込132,000円) 100,000円(税込110,000円) 100,000円(税込110,000円) 110,000円(税込121,000円)
リップ フルリップ 90,000円(税込99,000円) 70,000円(税込77,000円) 70,000円(税込77,000円) 80,000円(税込88,000円)
リップライン定着太さ2~3㎜以内 60,000円(税込66,000円) 50,000円(税込55,000円) 50,000円(税込55,000円)
パラ
メディカル
ピグメン
テーション
乳輪・乳頭(乳房再建手術後)
左右各
30,000円(税込33,000円) 20,000円(税込22,000円)
乳輪・乳頭
(その他)(乳輪縮小術後など)
左右各
50,000円(税込55,000円) 30,000円(税込33,000円)
瘢痕3㎝×3㎝角 30,000円〜(税込33,000円〜)※施術回数3~4回(個人差あり)
白斑3㎝×3㎝角 30,000円〜(税込33,000円〜)
スカルプ
スキンニードル3㎝×3㎝角
30,000円〜(税込33,000円〜)
追加料金 太さ・
長さ出し(各)
20,000円(税込22,000円)
カモフラージュ
リップ
10,000円(税込11,000円)
他院修正 10,000円〜(税込11,000円〜)

※瘢痕・白斑・スカルプスキンニードルに関しましては、当日計測いたします。

キャンセルポリシー

当院では、ご予約のキャンセルに関して以下の通りキャンセル料を頂戴しております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

キャンセル料 3営業日前 施術料金の10%
2営業日前〜当日 施術料金の30%

15分以上の遅刻はキャンセル扱いとなり、施術をお断りさせていただくことがございます。

アートメイクのデメリット面について

DEMERIT

メリットの多いアートメイクですが、アートメイクを行うことにはデメリットもあります。
デメリットも十分に理解した上で、アートメイクを行うべきかを決定してください。

ダウンタイムがある

アートメイクにはダウンタイムがあります。施術してから日常に戻れるまでのダウンタイムを理解・納得できた人のみアートメイクを行ってください。
アートメイクのダウンタイムはおよそ1週間程度ですが、その期間、患者様はすこし制約のある生活をしていただく必要があります。

ダウンタイム期間に気を付けるべきことの例

・アートメイクを施した部位の保湿ケアは毎日欠かさずに行う
・食事制限を準拠する
(飲酒や刺激物は控える、熱い食品は十分に気をつける、刺身などの生鮮食品は摂取しないなど。アートメイクの部位によって詳細は異なりますので、施術後に確認してください)
・アートメイクの部位をこすらない
・睡眠時間をしっかり確保する

上記の制限を守ることができれば、ほとんどの場合、アートメイクでできた傷も綺麗に治癒します。
万が一、ダウンタイムの期間中に患部に感染症を発症したときは、速やかにアートメイクを施行した施設に連絡を行い、対応方法についての指示を仰ぎましょう。

すぐに消えない

刺青と比較されることが多いため、簡単に消えるものと勘違いされることも多いアートメイクですが、アートメイクで施したデザインは通常のメイクのように簡単に消えるわけではありません。当然のことですが、どの部位にどんなデザインを施すかは慎重に吟味する必要があります。

アートメイクは1〜2年ごとにメンテナンスを行うことが理想のため、1年くらいで消えていると考えてしまう方もいらっしゃいますが、実際には目立たないくらいの色素が皮膚の中に残っていることがほとんどです。
1日でもはやくアートメイクを除去したい事情ができたときには、デザインの部分を針で再び彫り、アートメイク除去専用の薬液で色素を溶かしたり、色素に反応する波長をもったレーザーを照射したりする必要があり、アートメイクを入れる時よりも煩雑な行程が必要となります。
このようなことのないように、アートメイクの部位やデザインは心から納得できたものだけにとどめておくことが大切です。

MRI検査の懸念

刺青を行っている人は、MRIを使用した画像検査を受けることができないと取り決めている病院が多くあります。理由は、刺青で使用するインクに金属成分(鉄)が入っているからです。MRI検査は磁力の力を応用して画像を撮像するため、検査時は強力な磁場が発生します。磁性をもつ金属である鉄を含んでいると、MRIの磁場で鉄成分が振動し、刺青部分に熱を生じます(電子レンジで物が温まるメカニズムと同じです)。過去に、刺青をした患者様がMRIで火傷を起こした症例報告もありました。そのため刺青をしている患者様はMRI検査を制限されることが多いのです。

では、アートメイクをした人のMRI検査はどうでしょうか。アートメイクの色素も刺青で使用するものと同様に、鉄成分を含んでいるものがあります。しかし、アートメイクで色素を施す部位は範囲が狭いため、2021年12月の現時点で大きな事故になった報告はありません。また、アートメイクの技術で乳輪乳頭再建をした乳癌患者様がMRI検査を安全に受けることができた、という学会報告もあるため、アートメイクを行っていてもMRI検査を制限する必要はないというのが、アートメイクに関わる医療者の共通見解です。

アートメイク・パラメディカルピグメンテーションの注意点

PRECAUTION

施術前に患者様に守っていただきたいこと

  • まつげエクステ

    アイラインのアートメイクをご希望される患者様がまつげのエクステンションをされている場合、施術を行うことができません。必ず、施術の1週間前までに除去を行なってください。
  • コンタクト

    アイラインのアートメイクをご希望される患者様で、普段コンタクトレンズを着用されている方であっても、施術日にはメガネで受診いただくようお願いします。
  • 妊娠

    妊娠中のアートメイクは承っておりません。
  • 体調管理

    施術の予約が決定したら、その周辺の体調には十分お気をつけください。発熱1週間以内の場合は、施術をお受けできない場合があります。万が一、前日・当日に体調変化が生じた場合は、速やかにお電話でご連絡をお願いいたします。(キャンセルポリシーがございます)
  • 治療中の疾患や内服中の薬

    アートメイクは医療行為ですので、現在治療を行なっている疾患や治療中の薬については管理医師に申告できるようにしていただくようにお願いいたします。申告漏れによるアートメイクのトラブル防止のためにご協力をお願いいたします。
  • その他

    体調面や施術に関して気になることがあれば、事前に担当者に必ずご相談ください。

施術中のこと(痛み・時間など)

アートメイクは皮膚に傷をつける処置のため、無痛ではありません。
しかし、施術中には経皮麻酔や注射による麻酔など、最適な鎮痛方法をご提案させていただきます。
アートメイクにかかるお時間は、部位や方法によってさまざまです。目安となるお時間はそれぞれの方法に記載をしていますので、ご参考にしてください。
また、アートメイク初回は、施術に加えて30分程度のカウンセリング時間が必要です。

副作用・合併症

アートメイクでついた傷は、自然に治癒をしていきます。
しかし、場合によっては傷口に細菌やウィルスの感染症が生じてしまうことがあります。
感染を最小限に抑えるため、アートメイク前は体調管理をしっかり行い元気な状態で受けるようにしてください。
感染症以外には、施術部位の出血、むくみ、術後の腫れがでることがあります。

アイラインの施術では、ドライアイによる角膜の痛みが術後に生じることもあります。

ダウンタイム

アートメイクの傷が治癒するまでにはおよそ1週間必要です。
治癒までの時間は個人差があります。

色素退色

アートメイクで定着させた色素は、時間の経過とともに退色していきます。
1回目の施術では、100%の色素定着は難しく、数回行うことが必要です。

施術回数

一般的なアートメイクに必要な回数は2〜3回です。
初回から1〜2ヶ月後に2回目の施術を。
さらに1〜3ヶ月後に3回目の施術を行うことで、色素が定着します。

白斑症の反応

白斑症に対し、色素を注入した場合、白斑がすこし大きくなることがあります。

予約方法

当院のアートメイクのご予約は、お電話のみで承っております。

キャンセルポリシー

キャンセルポリシーについては料金表をご確認ください。

アートメイクへの思い

THOUGHT

当院のアートメイクホームページをご覧いただきありがとうございます。
昨今、アートメイクがブームとなり、数多くの優秀な技術者が世にでて参りました。優秀な技術者はアートメイクを通し、患者様の人生を豊かなものにします。
しかし、ブームの影には、未熟な技術者が、スキルに見合わない無理なデザインや後先考えないデザインを提案し、患者様の大切なお顔にアートメイクを施した結果、トラブルとなっている症例が数多くあるのも事実です。
当院は、患者様一人一人としっかり向き合い、本当に必要な必要最低限の技術を提供することを最重要と考えております。アートメイク技術者はそれぞれにポリシーを持ち、安全性・技術・デザインの全てに妥協をせず、日々患者様に向き合っております。患者様には気持ちよくアートメイクを受けていただけるよう配慮をおこなっていますので、どうぞ安心してご相談ください。

ご予約
RESERVATION

まずはお気軽にお問い合わせください
※アートメイク・パラメディカルピグメンテーションのご予約はすべてお電話で承っております。

よくあるご質問

FAQ

施術内容に関する質問

  • Q.

    痛みはありますか?

    A.
    アートメイクを初めて受ける人にとって、痛みがどんなものかはとても心配です。アートメイクは皮膚に傷をつける行為ですので、麻酔は行いますが、無痛とはなりません。当院では、眉・アイラインは塗る麻酔を、リップは注射による麻酔を、パラメディカルピグメンテーションは部位や範囲によって塗る麻酔と注射による麻酔を使い分けています。注射による麻酔はアートメイク技術料のほかに別途麻酔代が必要となりますので、金額表をご確認ください。
  • Q.

    モニター募集はありますか?

    A.
    当院のアートメイク技術者は十分な経験とスキルを持ち合わせており、他院様からのトラブルケースも含め様々な症例データがございます。そのため、現在アートメイクのモニター募集は行っておりません。

金額に関する質問

  • Q.

    支払い方法は何がありますか?

    A.
    現金・各種カードでのお支払いが可能です。

アフターケアに関する質問

  • Q.

    施術部位のケア(洗顔や化粧について)は、どうすればいいですか?

    A.
    アートメイク後の洗顔は、患部を強く擦らないように、優しく扱ってください。化粧も患部を避けるように行い、患部は処方された外用薬を塗布して、患部が乾燥しないように心がけてください。
  • Q.

    施術後の入浴・サウナは可能ですか?

    A.
    アートメイクを行った後、痂皮ができるまでの期間は、公衆浴場での入浴やサウナはお控えください。
  • Q.

    施術後の飲酒は可能ですか?

    A.
    アートメイクを行った当日の飲酒はお控えください。
  • Q.

    施術後の運動は可能ですか?

    A.
    アートメイクを行った後、痂皮ができるまでの期間は、汗を大量にかくような運動はお控えください。
  • Q.

    施術後の食事で注意することはありますか?

    A.
    唇のアートメイクを行った患者様は、施術後1週間程度は刺激の強いもの、熱いものは注意して摂取してください。お刺身などの生鮮食品は感染防止のために控えてください。

その他

  • Q.

    技術看護師の募集・見学は行ってますか?

    A.
    当院では、技術看護師の見学・募集を行っています。ご興味のある方は、お問い合わせよりご連絡をしてください。
  • Q.

    取材は可能ですか?

    A.
    当院アートメイクへの取材は、ホームページのお問い合わせよりご連絡をお願いいたします。

アートメイクでよくあるトラブルのご相談

TROUBLE

安全性

  • Q.

    認可外の色素使用によるトラブル

    A.
    デザインの中にいくつもの色が使用できると、とても魅力的です。しかし、皮膚の中に色素を入れるアートメイクではその考え方はとても危険なものです。
    特定の色を発色させるためには、体の成分にない有機化合物や金属を混ぜる必要があり、人体への安全性は保障されておらず、現在使用されている全ての色素は人体に注入したときに100%の安全性を保障することはできないのです。
    場合によっては、重篤なアレルギー、皮膚炎、瘢痕化、などさまざまなトラブルのもとになる可能性があります。
    万が一、体調に異変が起こったとき、ケアがきちんとできる管理体制にあるかどうかは非常に重要です。
  • Q.

    使用する物品の清潔に関するトラブル

    A.
    アートメイクで使用する器具に清潔管理がされていないために、施術部位に感染が生じたという報告がされています。
    アートメイクは皮膚に傷をつけることで色素を定着させる技術です。傷をつけるための針や周辺器具に細菌が付着していれば、簡単に感染が成立してしまいます。
    針以外にも、施術中に使用するガーゼ、綿棒、マシン、ベッド、リネンなどは感染対策管理が徹底されている必要があります。
    さらに、医療者が当たり前のように行うことができる清潔操作が徹底できていない場合、器具が清潔であっても施術部位に感染を生じてしまうこともあります。

デザイン

  • Q.

    デザインが気に入らなかったが、施術者に押し切られた

    A.
    アートメイクのデザインでよくあるトラブルの一つです。アートメイクを施術する技術者は、たいていの場合アートメイクのスクールを卒業していますが、卒業して間もない頃や、その後も新しい技術の修得をしていない場合、技術者のレベルに合わせたデザインを患者様に強要するようになりがちです。
    『このバランスが一番良い』『これが決まったやり方です』など、という言葉には要注意です。
    もちろん患者様がデザイン画に納得できるものであれば問題ありませんが、その時に自分が気に入っていない場合、できたデザインに納得できることはほぼありませんので、大事な皮膚に傷が着く前に勇気を持って断ることも重要です。
  • Q.

    流行りのデザインをして失敗した

    A.
    アートメイクは、普段のメイクの時間を短くすることができるため、できれば流行っているデザインにしたいと考え受診される患者様も多くいらっしゃいます。
    しかし、特に眉毛のデザインは流行に左右されやすいため、その時は満足できてもほんの1年後にはそのデザインに飽きてしまう可能性もあります。
    アートメイクのデザインはあくまでもその人の骨格や年齢に合わせてメイクの6〜7割程度にとどめておくことがお勧めです。そうすることで、素顔とメイク後のバランスのとれた自然体の美しさを手に入れることができると考えています。
  • Q.

    自分のもともとの色よりもかなり明るい(または暗い)色にしたが後悔した

    A.
    3D、4Dなど、毛並を彫る眉毛アートメイクに多いトラブルです。髪の毛のカラーリングにあわせ、眉のアートメイクのカラーを明るい色に希望する患者様がいらっしゃいます。
    しかしこれはお勧めできません。もともとの地毛の色とかけ離れた色素でデザインすると、つねに違和感のある眉毛になってしまいます。また、そのカラーにあわせて眉をブリーチ(カラーチェンジ)する方もいらっしゃいますが、新しく生えてくる毛の色との差も不自然になりがちです。アートメイクの利点である時短が逆に手間のかかるものとなってしまい、本末転倒と言えるでしょう。なお、グラデーションについては、自分の眉色より明るく色を入れても問題ありませんので、ご安心ください。

技術

  • Q.

    何度も通院が必要と言われる

    A.
    現在のアートメイクは1回で完璧なデザインになることはありません。
    しかし、何度も通院(施術)が必要というもの考えものです。
    デザインや部位によって、およそ何回通院が必要であるか、通院の間隔はどのくらいか、まずは最初のカウンセリングで確認しましょう。その回数などに納得できれば施術を行うようにしましょう。最初に説明された回数よりも理由もなく大幅に多い通院が必要なときは、施術者の技術が未熟である可能性があります。
  • Q.

    受けたその日は綺麗だが、あとからムラになっている

    A.
    この場合、理由は主に3つあります。
    1つ目は患者様のアートメイクを行う前の皮膚の状態が悪い場合です。しかし、技術者は事前の皮膚の状態を把握して施術するべきですので、自分が手を加えた時点で施術可能と判断しています。施術前に特別な説明がなかった場合、事前の皮膚の状態が悪いという可能性はあまり高くありません。
    2つ目は、施術後のアフターケアが適切ではなかった場合です。一般的な傷と同じでアートメイクを施した皮膚も、治癒過程を経て色素が定着していきます。しかし、この治癒過程のなかで、皮膚がむやみに乾燥したり、物理的な刺激が多かったり、せっかくできた痂皮(かさぶた)が不自然にはやく剥がれてしまったり、ヘルペスなどのウィルス感染が生じてしまったり、といった理由でその部位の色素にムラができることがあります。せっかく時間とお金をつかって手に入れたデザインですので、施術後のアフターケアもしっかり行なってください。
    3つ目は技術者が未熟だった場合です。不規則で個人差の多い人の皮膚に対し、安定した圧力でデザイン通りの傷を付けるというのは、高い技術力を必要とします。まだ未熟な技術者の場合、力加減にムラが生じ、出来上がった直後は綺麗に見えるのに、時間がたつと部分によって薄かったり、濃かったりといった変化が認められます。
ご予約
RESERVATION

まずはお気軽にお問い合わせください
※アートメイク・パラメディカルピグメンテーションのご予約はすべてお電話で承っております。