SYMPTOM

夜尿、おねしょ

対応診療科:泌尿器科

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夜尿、おねしょとは

夜尿(やにょう)、おねしょとは、睡眠中に起きることがないまま、排尿を行なっている状態です。 赤ちゃんの時は誰でもがおねしょをしている状態です。そもそも赤ちゃんは排尿を意識しておらず、起きている時も寝ている時も反射があるときに勝手に尿が出ている状態です。それが徐々に膀胱が成長し、膀胱や排尿に関する神経が成長し、(個人差はありますが)小学校の低学年のころには自分の意識のもとで、尿を我慢したりトイレで尿ができるようになったり、寝ている時は尿をしなくなったりするのです。寝ている時に尿意が強く出た時は、目が覚めるようになります。 しかし、中には一定の年齢を超えてもおねしょが続いてしまう人がいます。その人たちは、いくつかの理由によって排尿反射が起きる時に目が覚めることができないのです。

原因

夜間多尿 睡眠障害 過活動膀胱 ストレス 冷え

改善方法

生まれた時はだれでもおねしょをしています。それが、成長するにしたがって、尿を自分でコントロールできるようになり(尿禁制)ます。しかし、一部の人は成長してもなんらかの理由でおねしょが継続してしまうことがあります。 小学校などでもおねしょをしてしまうときには、夜間アラームという方法が効果的です。治療には患者本人の協力が必要ですが世界的にも有効であるという報告がなされています。 さらに大きくなってからのおねしょの治療は、患者によってさまざまな治療を行います。いずれの治療の場合も排尿日誌という尿量と回数の記録をしていただく必要があります。排尿日誌の記録によって、夜尿が生じている原因を特定し、それに対する治療を行っていきます。

よくある質問

  • Q.
    大人になってもおねしょが続いています。治りますか?
    A.
    まずは現在の排尿状態を確認することが必要です。そのうえで必要な検査や治療をご提案させていただきます。大人になって、と恥ずかしがらず、今困っている症状を教えてください。
  • Q.
    子供のお泊り行事の前までに治療したいです。どのくらい前に受診させればよいですか?
    A.
    おねしょの原因はそれぞれです。3~6か月前であれば、治療方針も決めやすいので、余裕をもった受診をお願いします。
  • Q.
    おねしょしやすい食品などはありますか?
    A.
    寝ている間にカラダが冷えるとおねしょをしやすいと言われていますので、寝る前に冷たいものを食べ過ぎないようにしましょう。もちろん睡眠前の水の取りすぎもよくありません。

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