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2024.06.28

心斎橋院

アートメイクとは?料金やデザイン、失敗例や刺青との違いを徹底解説

メイク崩れが気になってしまう方やスポーツをする機会が多い方の中には、アートメイクに興味を抱いている方もいるかもしれません。

アートメイクを魅力的に感じている一方で、「本当に理想通りに仕上がるの?」、「リスクや痛みはないの?」と、疑問や不安に思うことはたくさんあるものです。

今回は、アートメイクとは何なのかといった基本的な知識や施術内容、料金や失敗しない方法、リスクの有無について詳しく解説します。

目次
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アートメイクの基礎知識

まず、アートメイクとは一体何なのかといった基本的な知識からお話ししていきましょう。

アートメイクと刺青の違いについてもご説明します。

アートメイクとは?

アートメイクとは、美容医療技術のひとつです。

そのため、一部のレディースクリニックや美容外科など、美容医療の施術を行うクリニックで受けることができます。


一般的なメイクは、コスメを肌に乗せて着色し、不要になったタイミングで洗い流せば元の素肌に戻ります。


一方、アートメイクは、皮膚に極細い針(0.02~0.03mm程度)で色素を注入することにより、持続性の高いメイクを施すことが可能です。


アートメイクという言葉は主にアジア圏で使用されている造語であり、英語圏では「Parmanent makeup」といった名称で呼ばれています。


アートメイクを施術する主な箇所としては、眉・アイライン・唇の3つが挙げられます。


似たような施術にパラメディカルピグメンテーションというものがありますが、こちらは皮膚疾患といった医療補助の目的で行われる施術です。


アートメイクは、美容目的であることも特徴です。

アートメイクの仕組み

アートメイクの施術では、皮膚にアートメイク専用の極細い針を用いて細かい傷をつけ、アートメイク専用の色素を皮膚内に注入するのが全体の流れです。

この際の針や専用色素は、アートメイクを施す目的や部位に応じたものを使用することで、安全性とデザイン性を兼ね備えた仕上がりになります。


皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織という構造からできています。


さらに表皮にはいくつかの層があり、もっとも下にあるのは基底層です。


基底層から新しい皮膚が作られると、当然アートメイクの色素が注入された部分もターンオーバーすることになり、色が薄く変化していく「退色」が起こります。


色素を注入する部位が浅いと、短期間で退色しやすくなるでしょう。


アートメイクは、おおよそ1~2年ごとのメンテナンスが必要になります。

アートメイクと刺青の違い

アートメイクもいわゆる刺青も、肌に色素を入れるという行為は共通していて、どちらも皮膚に傷をつけ、専用の色素を注入していく方法が取られています。

しかし、アートメイクと刺青には大きな違いがあります。


アートメイクは、皮膚の浅い部分である「表皮」に色素を注入する方法です。


最も外側と近い表皮に注入するため、肌のターンオーバーによって、おおよそ2年くらいの目安で退色していくでしょう。


一方、刺青は皮膚の深い部分である「真皮」に色素を注入するため、肌のターンオーバーが起こっても退色することはありません。


真皮の細胞における貪食によって、やや退色するということは起こっても、刺青は半永久的に皮膚に残ります


また、アートメイクは、顔に存在しているパーツをより美しく際立てることが目的で行われる施術ですが、刺青は、自分が希望する箇所にデザインを転写し、色素を定着する目的で行われる施術であるという点も違います。

まとめ

  • アートメイクは美容医療技術のひとつ
  • 専用の極細い針を用いて色素を皮膚に注入する
  • 皮膚の浅い部分に色素を注入するため、2年ほどで退色
アートメイクの詳細はこちら

アートメイクの施術内容

アートメイクの施術方法や料金相場について

アートメイクは、どのような方法で施術が行われるのかといった具体的な内容と、実際にかかる費用の相場について詳しくお話ししていきます。

アートメイクの施術方法

アートメイクでは、主に2つの施術方法が用いられています。

一つ目の方法が、「手彫り」です。


その名の通り、施術者が専用の細い針を用いて、手動で細かく線を丁寧に描き出していく方法です。


アートメイクの施術時間は長くなるものの、立体的であり、自然に近い美しい仕上がりが期待できるでしょう。


主に眉毛やヘアラインのアートメイクでは、手彫りでの施術を選ぶ方が多くなっています。


手彫りにおいては施術者の高い技術力が必要とされ、さらに施術時間もかかることから、料金は高めに設定されていることが多いです。


二つ目の方法が、「医療マシン」です。


医療マシンは、あらかじめ設定されているアートメイクのデザインに沿って、医療針が自動的に描いていく方法になります。


施術時間が短く、手彫りよりリーズナブルな価格でアートメイクを施すことが可能
です。


ただし、自然な毛並みや立体感を表現するにはやや不向きだといわれています。


施術箇所に合わせて、手彫りと医療マシンを使い分けるケースも珍しくありません。

施術時間と回数

アートメイクでは、施術する部位や方法によって施術時間が異なります。

おおよそではありますが、1回あたりの施術時間の目安は、60~120分程度です。

一昔前のアートメイクでは、1回の施術で全て完了する流れになっていました。

通う回数が少ない方が良いと感じる方もいるかもしれませんが、仕上がりが不自然であったり、満足できない見た目になったりといったトラブルも発生していたようです。

アートメイクは肌のターンオーバーで退色していくものの、直後に全てを修正することは難しくなっています。

そのため、現在のアートメイクでは、1回の施術で全てを完了することはありません。


多くの場合は2~3回程度クリニックに通い、施術回数を重ねることで、より自然な仕上がりを目指します

アートメイクの料金相場

アートメイクの料金は、手彫りまたは医療マシンのどちらを選ぶのかといった施術方法や、施術者の技術力によって異なります。

一般的なアートメイクの料金相場についてお話しするならば、眉の施術で12万円前後、アイラインの施術は7万円前後、唇の施術は15万円前後です。


粘膜部分である唇は痛みを感じやすくなっており、人によっては腫れが起こる可能性があります。


いずれのパーツにしても、万が一のことを考えて信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。


アートメイクの料金相場についてお話ししましたが、クリニックの中には、格安料金を提示しているところもあるようです。


しかし、相場よりも料金を安く設定しているクリニックでは、技術者の経験が浅かったり練習中のスタッフが対応したりする可能性が高くなっています


料金だけでなく、安全面やデザイン性、そして施術者の技術も考慮してクリニックを選ぶことが大切です。

アートメイクで人気の施術部位

アートメイクの中でも特に人気の高い施術部位と、それぞれのデザインについてご紹介します。

眉毛

アートメイクの中でも特に人気の高い施術部位は、目元の印象を大きく左右する眉です。

二宮レディースクリニックでは、3種類の施術方法から選ぶことができます。

①2D(エリア+グラデーション):所要時間90分×2~3回

アートメイクの2Dには、「2Dグラデーション眉」「2Dパウダー眉」の2種類があります。2Dグラデーション眉は、眉ペンシルで仕上げたようなキリッとしたデザインに仕上がる特徴があります。
濃淡を調整することも可能で、より自然で立体的な印象になります。
2Dパウダー眉は、まるでパウダーメイクを施したようなふんわりした仕上がりになるのが特徴です。
眉のアウトラインを不鮮明に仕上げるため、2Dグラデーション眉よりもさらに柔らかい優しい印象に仕上がります。

②3D(ストローク):所要時間120分×2~3回

3Dでは、手彫りで眉毛の毛並みを皮膚に施していきます。
個人の眉の生え方や骨格を確認した上で、自然な眉とアートメイクで描いた眉を合わせた状態が最もバランス良く見えるよう、丁寧にデザインするのが特徴です。

4D(ストローク+グラデーション):所要時間120分×2~3回

4Dでは、手彫りで眉の毛並みを描き、さらに周辺に濃淡の影をつけることで、3Dよりさらに立体的で自然な眉毛を施す技術です。
ストロークとグラデーションのバランスを調整しながら施術を行うことは非常に難しく、高い技術が要求されます。

アイライン

マスクをつけて過ごすことが多い近年、アートメイクでも目元の印象を決定づけるアイラインの施術を希望する方が増えています。

二宮レディースクリニックでは、4種類の施術方法をご用意しています。

①シンプルアイライン:所要時間60分×2~3回

シンプルアイラインは、まつ毛とまつ毛の間を埋めるようにアイラインを描いていく方法です。
ベーシックなアイラインであり、さらに細めであることから、どのようなタイプの方にもおすすめできます。

②シンプルテールライン:所要時間60分×2~3回

シンプルテールラインは、シンプルラインにテール(目尻のハネ)を加えた施術です。
テールの長さを誤ると、見る人に不自然な印象を与えてしまいます。
自然で良い印象を与えるアイラインは、テールをあまり長くし過ぎないところがポイントです。

③男性アイライン:所要時間60分×2~3回

男性アイラインは、名前の通り男性の目元に行う施術です。
女性向けの施術とは異なり、アイラインを長く見せるための施術ではありません。
まつ毛の根元に点状にラインを入れることで、不自然さのない目元に仕上がります。

④シャドーライナー:所要時間60分×2~3回

シンプルテールラインを描いた後、さらにグラデーションテクニックを用いて濃淡のある影を描く施術です。
シャドーライナーによってまぶたに奥行きができ、すっぴんの状態であってもはっきりとした印象になります。

リップ

マスクに口紅がついてしまうことや、食事のときに落ちてしまうことが気になる方におすすめしたいのが、唇のアートメイクです。

二宮レディースクリニックでは、3種類の施術方法をご用意しています。

①フルリップ:所要時間120分×2~3回

唇全体にまんべんなく色素を注入する施術です。
まずは唇の輪郭をしっかりと縁取りし、内側の粘膜に色素を入れていきます。
華やかな印象にしたい方はもちろん、唇全体の色ムラが気になる方からも人気がある施術です。

②リップライン:所要時間90分×2~3回

唇の縁取りのみ色素を注入する施術です。
唇全体に色素注入を行わないことから、より自然な印象で仕上げることができます。
唇の輪郭がぼやけてしまう方や、普段のメイクでリップラインを書くのが苦手な方におすすめです。

③シャドーリップ:所要時間120分×2~3回

リップラインは描かず、ラインより内側に色素を注入していく施術です。
リップラインが強調されていないことから、すっぴんの素顔でも自然な印象に仕上がります。
また、血色の良い健康的な唇の印象にも仕上がります。

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アートメイクのメリット

アートメイクで得られる具体的なメリット

美容医療の中でも、アートメイクは多くの人から注目を集めています。

アートメイクで得られる代表的なメリットをご紹介します。

メイクが楽になって時短に繋がる

眉やアイラインは、他のパーツよりメイクに時間がかかるという方が多いでしょう。

アートメイクでは、施術した部分にさらにコスメを重ねることも可能です。


時間がかかる部位にあらかじめアートメイクを施しておけば、メイクにかかる時間を大幅に減らすことができます。


仕事や育児で忙しい女性にとって、アートメイクは頼もしい味方になってくれるでしょう。


アートメイクをすればベースが整えられているため、近場であればすっぴんで外出することも可能です。


毎朝のメイクが面倒だという方や自由な時間を増やしたいという方は、アートメイクで時短しましょう。


アートメイクを施した部分はガイドラインになるため、メイクが苦手な方にもアートメイクがおすすめです。

メイク直しやメイク崩れの心配がなくなる

アートメイクは肌に色素を注入しているため、落ちる心配はありません。

外出中に何度もメイク直しをする必要がなくなります。


特に人に見られることが多い仕事に就いている方にとっては、時間が経過してもメイク崩れの心配がないのは、大きなメリットだといえるでしょう。


アートメイクは、水に濡れたり擦ったりしても崩れることはありません


日常的に水泳やマラソンを楽しんでいる方や、水辺のアクティビティを存分に楽しみたい方にとって、メイク崩れのないアートメイクは大きなメリットになります。


近年では、アウトドアがブームになっています。


キャンプといったメイク直しが難しいシーンでも、アートメイクならば、メイクに気を取られずに楽しむことができそうです。

理想的な美しさを手に入れて自分に自信が持てる

アートメイクでは、パーツをより魅力的に見せる施術を行います。

自分の希望だけでなくプロの施術者と相談することで、理想の美しさを手にすることができるでしょう。


アートメイクを施す前よりも、自分の顔に自信が持てるようになったという方も少なくありません。


これまでうつむき気味で歩いていた方が、堂々と前を見て歩けるようになったという体験談もあります。


メイク落としてもアートメイクは残るため、素顔が以前よりも好きになれたという方もいるようです。


アートメイクによって、以前より毎日のメイクの仕上がりを気にする必要がなくなるため、精神的な負担が減るといった点も、アートメイクのメリットだといえるでしょう。

まとめ

  • メイクの時間がかかる部位に施せば時短に
  • アートメイクは落ちないため、メイク直しやメイク崩れの心配がなくなる
  • 理想の美しさが手に入り、自信が持てるように

アートメイクのデメリット

メイクの時短になり、素顔に自信が持てるようになるアートメイクには、メリットしかないと感じている方もいるかもしれません。

しかしアートメイクには、僅かながらデメリットも存在しています。

まず最初に、ダウンタイムがあることがデメリットとして挙げられるでしょう

施術してからすぐに元の生活に戻れるわけではなく、おおよそ1週間程度は、保湿ケアを毎日欠かさず行ったり食事制限を準拠したりする必要があります


施術を受けるにあたり、スケジュールに影響が出ないよう、タイミングを見図ることが大切です。


アートメイクは、すぐに消える施術ではありません


何らかの事情から一刻も早く消したいというときには、特別な施術を受ける必要があります


アートメイク除去の施術は、専用の薬剤で色素を溶かしたりレーザーを用いたりする必要があり、アートメイクを施すよりも工程が複雑です。


このような除去の施術を受けることのないよう、部位やデザインについては施術前によく考えておく必要があります。

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アートメイクで失敗を防ぐには?

アートメイクで失敗を防ぐ3つの方法

見た目に自信が持てるようになり、さらにメイクの時短にもなるアートメイクですが、中には失敗したと感じる方もいます。

アートメイクで失敗を避けるためには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。

医療機関(クリニック)を選ぶ

アートメイクの施術を受ける上で最も大切なのは、医療機関を選ぶことです。

細い針を用いて皮膚に傷をつけ、色素を注入するアートメイクは、医療行為にあたります。


原則としてアートメイクの施術は、医師または医師の指示を受けた看護師のみが行うものです。


しかし、近年では医療機関以外でアートメイクの施術を受けて、部位が化膿したり腫れたりといった健康被害が生じるケースも発生しています。


最近では、料金が安く設定されていることから、海外でアートメイク施術を受ける方も増えているようです。


海外で施術を受ける場合には、トラブルが生じた際の対応も考えておく必要があります。


海外で施術を受けてトラブルに見舞われ、国内でやり直しや治療を希望する方もいますが、他院でのアートメイクの修正を受け付けているクリニックは限られているのが現状です。


アートメイク施術はその後のことも考え、信頼のおける医療機関で受けるようにしてください。

施術者の技術や資格をチェック

アートメイクの完成度は、施術を行うスタッフの技術力に大きく左右されます

そのため、アートメイクの知識や技術を専門機関で習得しているかどうかをチェックしてください

スキルの習得に関しては、アートメイクを取り扱う医療機関において、安心して施術を受けられるか否かの重要なポイントになります。


ウェブサイトに情報が記載されている可能性が高いので、施術を検討しているクリニックがあれば事前に確認しておくと良いでしょう。


二宮レディースクリニックには、20年以上の歴史を有するアートメイクスクール「Bio Touch Japan」を卒業し、その後もアートメイクインストラクターとして100人以上のメイク指導を行っている技術者が在籍しています。


現状の技術力に甘んじるのではなく、患者様のために日々技術を磨いているスタッフが数多く在籍していますので、ウェブサイトをぜひご確認ください。

施術者とデザインについてよく話し合う

信頼できる医療機関と技術者を選んだのであれば、次はデザインについてよく話し合いましょう

自分と技術者のデザインイメージが合致していないと、理想通りの仕上がりは期待できなくなります。


その際に口頭で説明しても、なかなか上手くいかないものです。


自分にとって理想の仕上がりに近い施術例があれば、その画像を技術者に見てもらいながら希望の完成イメージをしっかり伝えると、スムーズに話が進むでしょう。


アートメイクに挑戦したいと思っていても、希望するデザインが具体的に決まっていないという方もいるかもしれません。


そういった方も全て技術者にお任せするのではなく、現状抱えている悩みや自分が理想としているイメージなどを伝えてください。


個人の悩みや理想とするイメージに合わせ、技術者が骨格や顔立ちに合ったデザインを提案します。

アートメイクのリスク

インターネット上でアートメイクについて調べてみると、様々なリスクについての記載があります。アートメイクには、実際にどのようなリスクがあるのでしょうか。

アートメイクは痛い?

アートメイクの施術は、極細い針で皮膚に傷をつける行為です。

医療機関ではアートメイクの施術をするにあたり、麻酔を使用しています。


しかし、麻酔を用いたからといって、完全に無痛にはなりません


アートメイクに限ったことではなく、痛みは個人によっても異なるため一概にはいえませんが、例えとして「毛抜きで毛を抜いた程度の痛み」と表現されることがあります。


アートメイクの施術中に、我慢できないほどの激痛を感じることはないでしょう


人によってはほとんど痛みを感じることなく、ウトウトと眠ってしまう方もいるようです。


そうとはいっても痛みに不安を抱えてしまったり、恐怖心で緊張してしまったりする方は、事前に施術を受ける医療機関に相談をしておきましょう。


麻酔の量を増やすといった対処を行います。

アートメイクは除去できる?

アートメイクは刺青とは異なり、肌のターンオーバーによって自然に少しずつ退色していきますが、除去しようとしてもすぐに消えるものではありません

何らかの事情が発生して、今すぐにアートメイクを除去したいと考えたときには、デザインを施した部分を再び細い針で掘る必要が生じます。


傷跡からアートメイク除去専用の薬液を流し込み、色素を溶かしていく施術を行うことになるでしょう。


他にも、色素に反応する波長を持った医療レーザーを照射して、色素を薄くしていく方法もあります。


アートメイクは、除去そのものは可能であるものの、簡単にできるものではありません


後悔のないように医療機関や技術者の選定を慎重に行い、デザインについて納得した上で施術を受けるようにしてください。

アートメイクを受けるとMRI検査が受けられない?

刺青を入れていると、MRI検査が受けられないケースもあります。

その理由としては、刺青に使用されているインクに金属成分(鉄)が含まれているからです。


MRIでは、磁力を応用して画像を撮影することもあり、強力な磁場が発生します。


刺青を入れた状態でMRI検査を受けると、施された場所が熱くなり、火傷を起こすリスクがあるのです。


アートメイクの色素にも、金属成分が含まれているものも存在しています。


しかし、アートメイクで色素を使用する場所は非常に狭い範囲です。


アートメイクが大きな事故に繋がったという事例はなく、アートメイクを施したことを理由にMRI検査を制限する必要はない
というのが、医療者の共通見解になっています。

まとめ

  • 痛みの度合いは個人によって異なる(麻酔で対処は可能)
  • アートメイクは除去が可能なものの、簡単ではない
  • 刺青と違って狭い範囲のため、MRI検査は制限されない

アートメイクでメイクに関するストレスを解消!

アートメイク記事のまとめ

アートメイクはメイクの時短になるというだけでなく、メイク崩れを防ぎ、さらにメイク直し不要になるといった画期的な美容施術です。

理想の目元や唇を手にすることができることから、以前よりももっと自分の顔が好きになり、毎日が楽しくなったという方もいます。


二宮レディースクリニックでは、患者様に寄り添い、理想的な仕上がりを目指しています。


アートメイクの施術を希望する方や興味があるという方は、ぜひ二宮レディースクリニックにご相談ください。

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この記事の監修者
二宮 典子

医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。