性病が心配
対応診療科:婦人科
性病が心配とは
性病は正式には性感染症と言います。性行為を行うことで人から人へ感染し、陰部やその他の部位に炎症や悪影響を及ぼしてしまう感染症のことを言います。
性行為のあとに何か嫌な症状が出てきた場合には性病がないかを確認するために病院で検査をするとよいでしょう。ただし、性行為のあとには細菌性膣炎やカンジダ腟炎、細菌性膀胱炎などにもかかりやすくなっていますので症状のすべてが性病(性感染症)ではありません。逆に、自覚症状がない性病もあるため、パートナーが変わった時や年に1回など定期的に検査をしてもよいでしょう。
性行為は腟とペニスによる性交以外にも、オーラルセックス(口と性器)やアナルセックス(肛門)なども含まれ、どのような相手と、どのような行為を行ったかで疑わしい感染症が変わります。また、判断できる時期や、必要な検査方法も異なります。
性病が心配な場合は、いつどのようなシチュエーションで性交渉を行ったかなど、正確に担当医に伝えることで抜け漏れのない診断が可能になります。
原因
性病(性感染症)の原因となる病原体は様々です。クラミジア、淋菌、梅毒、へルペスウィルス、HPV、HIVなどが代表的です。
検査方法
おりものの検査、採血検査、尿検査、できものなどがある場合はその場所から検体を採取することもあります。