おしっこが臭う
対応診療科:泌尿器科
おしっこが臭うとは
おしっこが臭うという人が時々受診されます。
もともと尿には独特のニオイがあり、さらに食事の影響でニオイは変化するので、少しの変化ならあまり問題はありません。
しかし、明らかに強い臭い、強い臭いが継続するときは、一度病院で尿検査や血液検査をしてもらうと良いでしょう。
原因
急性膀胱炎
大腸菌によって引き起こされることが多い病気です。
主な症状は、頻尿や残尿感、尿の白濁や下腹部の痛みなどです。
急性膀胱炎は、適切な治療を受けて症状が治まっても再発しやすいという点が特徴です。
慢性膀胱炎
その名の通り、慢性化して症状が長期間続くのが「慢性膀胱炎」です。
急性膀胱炎は短期間で完治しますが、再発を繰り返して慢性化すれば慢性膀胱炎になります。
膀胱炎が再発している場合は、再度適切な治療を受けましょう。
細菌性腟炎
細菌性腟炎とは、ストレスや疲れなどによって免疫力が低下すると、細菌のバランスが崩れて起こされる炎症のことです。
魚が腐ったようなにおいがするのが特徴で、外陰部にかゆみや腫れが生じるケースもあります。
体調が回復すれば自然治癒しますが、稀に重篤化して卵管炎や子宮内膜炎を引き起こすケースもあるので、早めにクリニックで検査を受けましょう。
改善方法
健常な人もある程度のおしっこの臭いあります。仕方ありません。どうしても尿の臭いを改善したい場合は、水分を多めに摂ることが有効です。
1日の水分量の目安を1.5L程度にしてください。3Lを超えるほどの飲水はその他の弊害がでるので控えましょう。
運動量が多い場合はその限りではありません。
適切な飲水量の目安がわからない場合は、尿の色を確認してください。
オレンジに近い色のときは、水分摂取を。逆に水のような透明な色のときは、水分を摂りすぎている可能性があります。
飲水は水や白湯などにしましょう。 ビタミン剤やサプリメント、漢方薬が尿の臭いを変化させていることもあります。注意しましょう。
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よくある質問
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Q.ニオイが強いので、周囲の人に臭っていないか心配です。A.尿漏れがなければ、周りの人までニオイが漏れることはありません。もし周囲の人に指摘されるようなニオイの場合は、呼気からでる異常臭のことがあります。肝機能障害や腎機能障害の末期症状のこともありますので、一度病院で検査しましょう。
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Q.痛みはありませんが、尿のニオイだけがあります。なんとなく濁りもあるようですが、病院にいったほうが良いですか?A.慢性膀胱炎や神経因性膀胱という病気の可能性があります。一度病院で検査してみてください。