おしっこが出にくい
対応診療科:泌尿器科
おしっこが出にくいとは
おしっこが出にくいとは、尿意をもよおしてトイレにいっても思っているような勢いで尿が出ない状態で、場合によっては一滴も出ないこともあります。 泌尿器科の病気の他にも、いろいろな状態が考えられます。
原因
神経因性膀胱 尿道狭窄 前立腺肥大症(男性) 子宮筋腫 心因性頻尿 GSM
改善方法
おしっこが出るはずという感覚が本当に正しいかを確認するために、必ず病院を受診しましょう。泌尿器科であれば、尿の出る勢いの検査と排尿後の尿の残りを測定する検査を行ってくれます。その検査で異常が見つかった場合は、なるべく早く治療を行ったほうが良いです。 最も確実で安全な治療方法は、自己導尿です。自己導尿は、自分の尿道にカテーテルという細い管を挿入することで、尿を排泄させる方法です。
よくある質問
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Q.おしっこが出にくいので、しっかり出したほうが良いですよね?A.排尿は反射です。反射というのは、自分の意志ではどうすることもできないことが多いです。無理に排尿しようと考えて腹圧をかけすぎると、また別の病気を引き起こすことになります。焦らずまずは専門医を受診しましょう。
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Q.風邪薬を飲んだら、おしっこが出にくくなりました。A.薬局で手に入る市販薬の中にも、排尿がしにくくなる成分が入っていることがあります。風邪薬の成分はその代表的なものです。風邪薬が悪いのではありません。あなたの排尿が日々ギリギリのバランスで行われていたということです。早めに病院を受診しましょう。
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Q.尿意はないですが、おしっこもあまり行きたいと思いません。大丈夫でしょうか?A.脱水や腎機能の低下で、尿量全体が少なくなっている可能性があります。病院に行きましょう。