神経因性膀胱
対応診療科:泌尿器科
神経因性膀胱とは
膀胱よりも中枢神経の障害によって、尿意や排尿反射に弊害が生じている状態です。
原因
神経因性膀胱の原因で障害されている神経には中枢神経・脊髄神経・末梢神経などがあります。脳の神経から膀胱までの神経のどの経路であっても、何かしらの障害が起きれば排尿状態が悪化してしまう可能性があります。
治療方法
排尿の程度がどのくらい障害されているか、腎臓に影響しているかで治療方法が変わります。もっとも安全とされる治療は間欠的自己導尿です。
検査
尿検査、ウロフローメトリー(尿の速度と量を測定する検査です)、排尿後の残尿検査などを行います。
費用
神経因性膀胱の診療は保険診療です。診察、尿検査、排尿機能検査、処方箋料(基本は院外処方箋)を全て含め自己負担額は3,000円程度(自己負担3割の方)です。土曜日午後の診療の場合は1割増となります。 以下のような場合は、金額が大きく変化することがありますのでご了承ください。 ・薬剤アレルギーなどをお持ちで、院内での薬では対応できない場合(院外処方箋となり、院内の負担額は安くなりますが薬局で支払う必要があります) ・膀胱炎以外の病気が疑われ、尿検査以外の検査が必要と主治医が判断を行なったとき