子宮筋腫
対応診療科:婦人科
子宮筋腫とは
子宮の筋肉に由来し、子宮にできる良性の腫瘍です。閉経まで年々大きくなることが特徴です。筋腫ができる場所によっては早めに治療を行った良いこともあります。
筋腫はできる場所によって3つに分類されます。
・漿膜下筋腫
・筋層内筋腫
・粘膜下筋腫
原因
子宮の筋肉の細胞が由来の良性腫瘍です。エストロゲンというホルモンの影響で成長し大きくなってきます。
治療方法
小さいサイズで、できた場所に問題がなければ治療の必要はありません。
治療が必要な場合は、女性ホルモンを抑制する薬を使用して筋腫を小さくしたり、手術を行ったり、筋腫に栄養を運んでいる血管を塞ぐ治療などを行います。
検査
腹部・外陰部の診察、経腟超音波検査(場合によっては腎臓超音波検査)、子宮頸部の細胞診、採血、MRIなどを行います。
費用
子宮筋腫の診療は保険診療です。
診察、経腟超音波検査、子宮頸部細胞診を全て含め自己負担額は5,000円程度(自己負担3割の方)です。
土曜日午後の診療の場合は1割増となります。
以下のような場合は、金額が大きく変化することがありますのでご了承ください。
・子宮体癌が疑われ、内膜の検査が必要と主治医が判断を行なったとき。
・MRI画像検査や他院受診のために紹介状の作成が必要となったとき。
・注射によるホルモン治療を開始したとき。