前庭部痛
対応診療科:女性性機能
前庭部痛とは
腟口の少し手前にある前庭部(または腟前庭)と呼ばれる部分の粘膜が、なんらかの原因で弱くなり、そのために痛みが生じている状態です。
原因
小陰唇の内側、腟の周囲の範囲の粘膜が脆弱になることで痛みが生じます。
なぜその部分だけが弱くなるのかは、はっきりわかっていませんが、発生の場所が腟や外陰部とは異なるためにそのような反応となっているようです。
治療方法
- ホルモン治療
- 認知行動療法
- ボトックス治療
- モナリザタッチ
- インティマレーザー
- 手術治療
モナリザタッチについて
前庭部痛の治療にはモナリザタッチが有効となることがあります。
モナリザタッチの説明はこちらからどうぞ
インティマレーザーについて
前庭部痛の治療にはインティマレーザーが有効となることがあります。
インティマレーザーの説明はこちらからどうぞ
検査
外陰部の診察、経腟超音波検査、子宮頸部の細胞診、採血などを行います。
費用
前庭部痛の診療は自由診療です。
- 初診料 11,000円
- 再診料 3,300円
- 初診時検査費用 11,000〜55,000円
- 投薬 3,300~11,000円
- モナリザタッチ 33,000〜
- インティマレーザー 55,000〜
- 前庭部手術 275,000円
- 治療補助具 3,850〜12,000円
初診および再診ですべての費用が必要なわけではありません。治療方針などの説明後、患者様が治療同意をされた場合の例です。
以下のような場合は、金額が大きく変化することがありますのでご了承ください。 前庭部痛以外の病気が疑われ、予想された検査以外の検査が必要と主治医が判断を行なったとき