スキニー腺膿瘍
対応診療科:泌尿器科
スキニー腺膿瘍とは
尿道周囲にできる腺構造が何かしらの理由で閉塞して大きくなった状態です。外尿道周囲(4時~8時)に嚢胞病変を作っています。
原因
外尿道口周辺の分泌腺を特別にスキニー腺と呼びます、スキニー腺に何らか理由で炎症が生じると、腫れて大きくなることがあります。そこに細菌などの感染が生じてしまい、膿瘍となってしまったと考えられています。いったん感染を起こして大きくなった嚢胞は手術以外では小さくならないので、何度も繰り返す人がいます。
治療方法
内服、生活指導、場合によっては手術で治療を行います
検査
外陰部の診察、腟の培養検査などを行います。
費用
スキニー腺膿瘍の診療は保険診療です。
診察、培養検査、尿検査、投薬を全て含め自己負担額は3,000円程度(自己負担3割の方)です。
土曜日午後の診療の場合は1割増となります。
以下のような場合は、金額が大きく変化することがありますのでご了承ください。
・当日に膿瘍に対して処置を行なった場合、自己負担額は10,000円程度(自己負担3割の方)
・スキニー腺膿瘍以外の病気が疑われ、必要な検査があると主治医が判断を行なったとき