女性の中には、性交のときに感じる痛み、いわゆる「性交痛」に悩んでいる方も珍しくありません。
痛みを感じることで性交が怖くなったり、相手に嫌われたくない思いから我慢してしまったりという方もいるようです。
また、以前は問題なかったにも関わらず、あるときから性交痛を感じるようになってしまうケースもあるでしょう。
どこか体がおかしいのではないかと、不安になるかもしれません。
今回は、性交痛が起こる原因と解消法について詳しく解説していきます。
性交で感じる性交痛にお悩みの方は
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性交痛とは?
性交痛とはその名の通り、性交時に感じる痛みです。
主に3ヶ月以上継続して痛みを感じるようであれば、性交痛だと判断されます。
性交痛は命に別状がある症状ではないものの、それが原因となりセックスレスに陥ったり、夫婦生活に良くない影響を与えたりすることも考えられます。
また、性交痛があるにも関わらず無理に行為をした場合では、外性器の怪我につながるリスクもあるでしょう。
性交痛の原因は、人それぞれです。そのため、原因によって異なった対処が必要になります。
痛みの原因や治療方法は人ぞれぞれですので、お悩みの方はぜひ当記事を参考にしてください。
痛みの原因は潤い不足?
性交痛の主な原因は、腟前庭部の痛みです。
腟口付近に痛みを感じるのであれば、腟前庭部が刺激されて痛みが生じていると考えて良いでしょう。
腟前庭部の痛みに関しては、性的な刺激にかかわらず腟の入口に何か触れば痛みを感じやすいという特徴があります。
このような性交痛に関しては、腟前庭部の粘膜の脆弱性(薄くて弱いこと)が原因です。
そのため潤滑剤などを使用しても少しの痛みは緩和されるものの根本的には挿入時の痛みがある状態になります。
しかし、このような状態を一般的には潤い不足と判断されてしまい、間違った情報が浸透している状態です。
「性交痛の原因は女性側の潤い不足」といったことだけが広がっており、きちんとした理解がされていないことから、多くの女性を悩ませる原因になっています。
信憑性の低い情報は鵜呑みにせず、まずは医師に相談することをおすすめします。
医者に相談するのが一番の近道
性交痛で悩んでいるのであれば、一人で試行錯誤するだけでなく、医師に相談するのが一番の近道です。
ただし、医師やクリニックを選ぶ際にも、専門的に診断できる医療機関を選ぶようにしてください。
総合病院の婦人科や婦人科の専門クリニックであっても、女性の性機能を専門的に治療できるとは限りません。
クリニックを訪れると、問診と腟鏡による診察が受けられます。
診察により、外性器や内性器の粘膜の炎症や萎縮の有無だけではなく、性交痛に関連するホルモン状態も調べることが可能です。
パートナーとの性交で痛みを感じることは辛いことですよね…
性交痛は治療で改善できる可能性がありますので、お気軽にご相談ください。
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性交痛を感じる場所は?
一口に性交痛といっても、痛みを感じる場所は主に「腟の入口付近」と「腟の奥」の2箇所に分かれます。それぞれの痛みの原因をご紹介します。
痛みを感じる場所は人それぞれであり、感じる場所によって原因も異なります。
腟の入口付近
外陰部や陰唇など、下着に触れる部分が痛む場合は、粘膜や皮膚が荒れていたり、細菌に感染して腟炎や外陰炎といった炎症を起こしていたりする可能性があります。
炎症の部位が外にあるため、日常生活で服や下着が擦れると痛む、座ると痛む、排尿時に痛むなどの症状が出ることもあるでしょう。
痛む部位が外にあるため鏡で確認できることも多く、その他の部分に比べて赤くなっていたり、腫れていたりすることがあります。
一時的な炎症の場合には自然に治癒すると痛みは改善しますが、長引く場合や痛みが強く我慢できない場合は、医療機関へ相談してください。
さらに奥に進んだ入口が痛む場合は、もっとも一般的な性交痛の原因である前庭部の痛みです。
前庭部はしっかりと小陰唇を広げないと見えないことも多く、治療も専門的なものが必要となります。
他にも、一般的な処女膜より厚みがある方は、「処女膜強靭症」と呼ばれる状態にあります。
腟の入口が狭くなり、挿入がスムーズにいかないことがありますが、分厚い処女膜を切開すれば挿入できるようになるでしょう。
1回の手術や性交を行えば腟口の大きさが広がり、それ以降の性交渉に問題はなくなります。
しかし、腟が狭いことに加えて前庭部痛を同時に持っている場合、広げる治療だけでは不十分で、併せて前庭部の痛みを取る治療が必要です。
さらに、40代を過ぎると陰部にも加齢変化が生じ、粘膜が潤わない、腟の伸縮が悪くなるなどの状態が起こることで性交痛の原因となります。
最近は、デリケートゾーン専用のケアをし過ぎることで20代でも粘膜が衰えてしまい、潤いのない腟になる女性が増加傾向にあります。
腟の老化を防ぐためにも、正しいケア方法を知ることも大切です。
腟の入口付近に起こる痛みの原因は様々なので、原因がわからない場合は婦人科を受診してください。
腟の奥
子宮口付近や下腹部といった腟の奥が痛む場合にもっとも一般的な原因は、便秘です。
便秘といっても、毎日排便をしているかどうかが問題なのではなく、肛門付近やS状結腸といった子宮や腟に近い部分に、慢性的に便が残っていることが性交痛の原因になります。
肛門付近に便が残る原因として、排便やおならの我慢、朝に排便する習慣がない、食物繊維が不足しているなどが挙げられます。
自分では肛門付近の便秘を自覚していないケースも多く、婦人科を受診しても異常がないといわれることもしばしばです。
その他、治療が必要な性交痛の原因として、子宮内膜症やクラミジア感染症が起こっている可能性もあります。
子宮内膜症やクラミジア感染症の場合は、月経痛も悪化することが多いため、思い当たる場合には早急に治療を行いましょう。
また、卵巣腫瘍のような病気を発症していることもあるでしょう。
いずれも、悪化すれば不妊症に繋がったり、治療に手術が必要になったりします。
腟の奥が痛む場合は、早急に婦人科を受診してください。
性交痛の原因:肉体的な問題
性交痛が起こる主な原因は、大きく分けると「肉体的な問題」と「心因的な問題」2つになります。
ここではまず、「肉体的な問題」が原因で起こる性交痛について詳しくお話ししていきましょう。
肉体的な問題が原因である場合は、年齢や病気が考えられます。
肉体的な問題が原因であれば、治療で改善できる可能性がございます。
年齢的な原因
年齢を重ねるにつれ、女性ホルモンの分泌は低下していきます。
特に45~55歳くらいの閉経前後の女性は、更年期を迎え、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が減少していく傾向にあります。
女性ホルモンが低下したことによって性交痛を感じるようになる疾患が、GSM(Genitourinary syndrome of menopause)です。
GSMは、腟まわりや尿道まわりの粘膜を弱くします。
粘膜が傷つきやすくなることと保湿レベルが低下することで潤い不足になり、性交痛が生じてしまうのです。
GSMに関連した性交痛は更年期以降の女性に起こりやすい症状でもあり、決して珍しいものではありません。
閉経前後から気になりだした性交痛の症状を改善したいのであれば、クリニックの診察を受けることをおすすめします。
性器に関連する病気が原因
まだ閉経を意識するような年齢ではなかったり、十分に潤いは足りているのに痛みを感じたりするのであれば、性器に関する病気が原因である可能性が考えられます。
代表的な婦人科系の疾患としては、「子宮内膜症」や「子宮筋腫」が挙げられます。
子宮内膜症は、本来は内側にある子宮内膜が、子宮の内側以外の場所でできてしまう病気です。
生理が重たくなるだけでなく、性交痛に苦しむ方も少なくありません。
子宮筋腫は、子宮壁にこぶのようなものができる症状です。
閉経後は小さくなっていくことが多い良性の腫瘍ですが、大きさやできる場所によっては性交痛が現れます。
その他にも、カビの一種のカンジダという微生物によって性器に炎症を起こしている際には、性交痛を感じることがあります。
出産が原因
女性ホルモンが不安定になる出産後には、腟の粘膜に萎縮が起こったり潤い不足が起こったりして、痛みを感じやすくなります。
また、出産時に会陰裂傷が起こったり、会陰切開を受けたりしていた場合は、傷跡に引きつれが起こって痛みを感じることもあるでしょう。
傷跡そのものが痛まなくても、「また切れたらどうしよう」、「傷跡が痛む気がする」といった精神的不安から腟が潤いにくくなり、痛みに繋がることもあります。
産後はプロラクチンというホルモンが増加するため、セックスに対する興味も少なくなることが多く、さらにホルモンの影響で性交痛をより感じやすくなります。
出産後の体の回復には、6~8週間程度かかることが一般的です。
体が完全に回復していない場合は、無理に性交渉は行わずに、まずは体の回復を待ちましょう。
性交痛の原因:肉体的な問題が原因だったときの解消法
性交痛の原因が肉体的な問題にあった場合、その問題点をクリアすれば痛みは感じにくくなります。
実際に肉体的な問題は、どのように解決していけば良いのでしょうか。問題を解決する方法について解説します。
年齢が原因の場合:潤いを補うアイテムを使用する
潤い不足が原因で性交痛が起こっているようであれば、それを補うアイテムを使用することで、ごく軽度の痛みであれば対応できるかもしれません。
例えば、ローションや潤滑ジェルのようなものを取り入れることで、性交痛を軽減できるでしょう。
ローション類は、ドラッグストアや通販サイトで手軽に購入できます。
さらに性交痛への緊張やストレスといったことも要因として考えられるのであれば、よりリラックスする環境づくりをすることで気持ちが和らぐかもしれません。
しかし、性交痛も中等度から重症になると、そういったアイテムや環境を変える方法だけでは改善が難しくなります。
性交痛の専門医による診察を受け、ホルモン補充をはじめ様々な薬による治療や、レーザーを用いた治療などを検討していきましょう。
病気が原因の場合:病院で治療を受ける
クリニックで診察を受け、病気や体質が原因だと判明したのであれば、そのまま治療を受けてください。
「いつから・どういうシチュエーションで・どこが痛むのか」といったカウンセリングや血液検査、内診などを踏まえて、個人に合った性交痛の治療法を提示してもらえます。
性交痛の原因が病気によるものであると、痛み以外の症状がなくても静かに進行している可能性があります。
また、性感染症による痛みの場合は今後の健康にも大きく影響を及ぼすため、できるだけ早く専門の医療機関で治療を受けることが大切です。
性交痛の原因によって治療方法は様々ですが、腟の入口に対しては手術治療やレーザー治療、ホルモンの外用薬といった治療があります。
腟の中の乾燥や萎縮に対しては、腟に挿入する「腟剤」と呼ばれるタイプの座薬やホルモン剤の服用が。筋肉の強い緊張による痛みに対しては、注射や骨盤底筋のリハビリテーションが治療選択肢となります。
挿入時の内臓痛に対しては、便通のコントロールなどが考えられます。
もし感染症が原因で性交痛が発症している場合、パートナーにも感染させてしまう可能性があります。
大切な人を守るためにも早めの受診をおすすめいたします。
病気が原因であれば早期に改善することが大切です。
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出産が原因の場合:メンタルケアを行う
腟の潤い不足が原因で痛みが起こっている場合は、潤いを足すゼリーやローションで対処できます。
しかし、ストレスやトラウマが原因となっている場合は、メンタルケアが必要です。
出産後の性交痛の原因には、精神的な要因が含まれるケースが少なくありません。
出産時に大変な痛みを経験してしまうと、「また妊娠するかもしれない」という不安が過って性行為に対する恐怖心が湧き、腟の潤い不足を引き起こします。
また、会陰裂傷や会陰切開の傷跡が気になって、性行為そのものが怖くなってしまう方もいるでしょう。
精神的な要因で性交痛を感じている場合は、まずはメンタルケアを優先させましょう。
パートナーに正直な気持ちを打ち明けて、少しずつ不安や恐怖心を取り除くことが大切です。
まとめ
- 年齢が原因である場合は、アイテムを使用したりリラックスしたりすることを心がける
- 病気が原因である場合は、クリニックで積極的に治療を受ける
- 出産が原因である場合は、パートナーとよく話し合ってメンタルケアを優先する
性交痛の原因:心因的な問題
まだ痛みを強く感じていないのに性行為に恐怖や過度な緊張を感じる方に多いのが、肉体的な痛みが心因的な問題に発展していることです。
過去の体験や受けた教育、体の特性や現在の健康状態によって精神的な負担が増強され、実際の痛みよりもさらに強い痛みを感じてしまうケースを多く認めます。
ここでは、性交痛が起こる原因として多い心因的な問題をご紹介します。
自分では実感していなくても、性交痛の原因が心因的な問題であることも少なくありません。
過去の経験からくるトラウマ
性交は、精神的な面も大きく関わります。
心因的な問題で性交痛になる原因として多いのが、過去の経験やトラウマです。
例えば、過去の性交時に相手の間違った知識や乱暴な扱いによって強い痛みを感じ、それ以来性的な行為が怖くなり、潤い不足になるというケースは決して珍しいものではありません。
他にも、過去に性的な虐待や痴漢行為、セクハラ行為を受けた女性は、性に対してネガティブなイメージを抱いてしまいがちです。
そうなると好きな相手であっても、恐れや嫌悪感が生じて脳内に性的興奮が起こらず、正常な性的な反応が不十分になってしまいます。
トラウマの場合は、何か一つの出来事が起因しているものではなく、複数の要因が積み重なって現れているケースもあります。
パートナーとの不仲
パートナーとの関係によって、性交痛が起こることもあります。
例えば、パートナーと不仲になってしまうと、それが原因でギクシャクとしてセックスレスに陥る可能性があります。
自身が拒否をする側であれば性交に必要な脳の刺激が起こりにくい状態となり、性的反応が起きにくくなります。
さらに厄介なのが、本人ではなくパートナーの方に問題がある場合です。
パートナーが仕事での疲れや年齢的な不安から性交に対して消極的になってしまうと、女性側の自信が失われ、結果として性交痛や性欲低下になるケースがあります。
性交痛の原因:心因的な問題が原因だったときの解消法
心因的な問題で性行痛が起こっているケースでは、肉体的な問題と同様に、問題点をクリアにすることで解消できる可能性があります。
心因的な問題が原因で性行痛が起こっている場合の解消法についてお話ししましょう。
心因的な問題が原因となっている場合は、まずはカウンセリングを受けることがおすすめです。
カウンセリングを受ける
過去の経験やトラウマ、未知の不安といった心因的な問題が理由として考えられるのであれば、カウンセリングで改善を行うのが一般的です。
具体的には、心療内科や産婦人科を受診して、自身が抱えている悩みを相談してみましょう。
その他にも、医療機関外のカウンセリングサービスを利用する方法もあります。
誰かに悩みを打ち明け、そして改善に向けてサポートしてもらうことで、過去の問題点や悩みが払拭される可能性もあります。
自身の心の内側にあるネガティブな感情は、吐き出すことが難しいと感じる方もいるでしょう。
しかし、信頼できるプロに相談することで、性交痛の改善だけでなく自身の今後にも大いに役立つはずです。
パートナーに相談し、相互理解を深める
パートナーとの気持ちのすれ違いが要因となって性交痛が起こると、そのままセックスレスに陥る可能性が高まってしまいます。
最悪のケースでは、パートナーとの間に大きな溝が生じ、別れにつながる可能性もあるでしょう。
パートナーとの気持ちのすれ違いやセックスレスが原因で性交痛が起こっていると考えられる場合には、お互いに正直に話し合いをして、何が不満なのかを打ち明け合うことが大切です。
二人の間がギクシャクしたまま放置していると、いずれ何かのきっかけで爆発し、より不仲になってしまうというのもよくあるパターンです。
修復不可能になるほどの溝が生じる前に勇気を出して話し合った方が、セックスレスや性交痛の解消にもつながりやすくなるでしょう。
まとめ
- 心療内科や産婦人科、カウンセリングサービスへ相談する
- パートナーと話し合い、すれ違いを解消する
医療法人心鹿会の治療について
性交時に痛みを感じる場合、医療機関を受診した方が良いと考えていても、なかなか勇気が出ずに踏み出せない女性も多いようです。
性交痛のお悩みを抱えている方は、ぜひ医療法人心鹿会にご相談ください。
心理的な問題の多くは、肉体的に原因を抱えていることがほとんどです。
肉体を改善することで精神的状態も安定し、自分に自信を取り戻すことができるようになります。
自分が悪い、自分が弱いからと考えてしまいがちな性交痛ですが、二宮レディースクリニックでは医学的な治療であなたの症状を改善していきます。
まずはお気軽にお悩みをご相談くださいませ。
カウンセリングにて、患者様の症状や心身的な悩みまでお聞きした上で治療を行います。
女性ホルモン補充療法(HRT)
年齢を重ねたことによる女性ホルモン不足から、性交痛が起こることがあります。
こういったケースでは、女性ホルモン補充療法(HRT)がおすすめです。
女性ホルモン補充療法は、その名の通り女性ホルモンを補うことで、心身の不快症状を緩和する治療方法を指します。
性交痛に対するホルモン補充の場合は、女性ホルモンだけではなくテストステロンも補充します。
ホルモンを補充すると聞くと、なんとなく怖いイメージを抱く方もいるかもしれません。
しかし、専門医で治療を受ける場合は、まず性ホルモン以外のホルモン異常や代謝性疾患がないことを専門的に確認します。
さらに定期的に診察や検査を行うことで、安全にホルモン補充が行われていることを確認しながら行っていくため、安心することができます。
インティマレーザー
インティマレーザーとは、エレビウムヤグレーザーを使用して女性器の治療をすることを指します。
インティマ(大切な部分)を、レーザーで治療する方法です。
インティマレーザーでは、生まれつき腟が狭かったり萎縮したりしているといった理由から、性交痛が起こる場合に使用します。
挿入が苦痛な方だけでなく、腟の緩みが気になって性交に集中できなかったり、尿漏れをしないかと気になったりしている方にも有効な方法です。
インティマレーザーを用いる治療方法や照射する部位については個人で異なるため、診察後に医師と相談する流れになります。
理由が思い当たらないにも関わらず、挿入されるだけで痛みを感じるという方は、医師にご相談ください。
モナリザタッチ
腟内の潤い不足や乾燥が原因で性交痛を感じるのであれば、モナリザタッチという治療方法が有効です。
モナリザタッチとは、腟や外陰部の粘膜や皮膚に炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を照射し、治療を行う技術のことを指します。
モナリザタッチで腟粘膜を点状に照射することで、組織のコラーゲン生成を促します。
照射した部分の皮膚の新陳代謝が促され、組織の状態が改善されることで、腟内の潤い不足や乾燥の改善が期待できるでしょう。
デリケートな部分にレーザーを照射するとなると、大がかりな治療を想像してしまう方も少なくありません。
しかし、モナリザタッチは短時間での治療が可能であり、日帰りで施術が受けられます。
医療法人心鹿会では患者様に最適な治療方法をご提案させていただきます。
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まとめ
性交痛は自身だけの問題ではなく、状況によっては大切な相手との間に溝が生じてしまう可能性もあります。
性交痛には様々な理由が考えられますが、一人で解決できないときには婦人科の受診を検討しましょう。
性交痛の原因になっている理由が判明するだけでなく、症状によっては、治療を受けることで辛い性交痛が解消するかもしれません。
なかなか人には打ち明けにくい悩みだからこそ、専門知識をもった医師やスタッフが在籍している医療法人心鹿会にぜひご相談ください。