みなさん、おはようございます。
女性医療クリニックLUNA心斎橋 院長二宮典子です。
本日の話は、女性医療とはすこし離れます。
『患者さんが病院を受診するときに、これは気を付けたほうがいいよ』って私が思うことについてお話ししたいと思います。
良い診察とは
診察の基本はコミュニケーション
診察ってコミュニケーションがうまくできないと、良い診察にはなりません。
当然です。
なので、医療者と患者の双方のコミュニケーション能力が低いと、患者さんに対する治療の本質が見えてこないことがあります。
医者も人間。
コミュニケーションの上手な先生もいれば、そうでもない先生もいます。
自分との相性もあるでしょう。
でも、つらい症状で困っているのは自分自身。
医者は病気で困っているわけではありません。
なので、患者さんは自分のために、自分のことをできるだけ上手に伝わるように担当医に話す必要があります。
上手に伝えるためのポイントを2つに絞って、動画をつくってみました。
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ぜひ参考にしてみてくださいね。
医者の難しい言葉を理解するには
みなさんも1度はあると思います。
担当の医者が何を言っているかチンプンカンプンでわからない。
もしくは、その時はわかった気になっても、帰って家族に説明しようとして、医者に言われたことを思い出そうとしてもだめ。全然うまく説明できない。
思いもよらない難しい病気に突然遭遇したというなら、それも納得できますが、毎回の診察でそうなっていては、それはお互いのためになりません。
患者さんは、それを
『病気が難しいから医者の説明は難しいもの』と諦めていたり、
『この先生はいつも難しいことを言う』と思っていては
こういった状況は全く改善しません。
患者さんのほうから、医者へ、今の言葉が理解できていないということを伝えてもらったり、
後で思い出すためのメモを持っていったりと
患者さんの変化が医者も対応を変えるかもしれませんよ。
まとめ
日頃から、患者さんとのコミュニケーションって難しいなぁと思っていますが、それが上手な先生が良い診察をしているのだろうなと思います。
どんな仕事もそうですが、コミュニケーションがうまくいっていれば、お互いの信頼が深まるので、時間も短く、満足度の高い結果になるはずですよね。
診療の知識・技術も大切ですが、この辺についても今後勉強していきたいと思います。
医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。