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スタッフブログ

2017.05.09

心斎橋院

月経困難症について

こんにちは★

受付中島です^^

少しずつ暖かくなり、お出掛けにも出やすい気候となりました!

皆様GWはいかがお過ごしでしたか?^^

 

本日は、女性なら一度は悩んだ経験がある

「生理痛」についてお話させていただきます。

生理痛の正式名称は「月経困難症」です。

 

月経困難症とひとくちに言っても実はさまざまな症状があります。

下腹部の痛み、腰痛、そして頭痛も月経困難症のひとつです。

 

ではどうして起きるのか??

子宮内膜が剥がれ、プロスタグランジンという物質が分泌されます。

このプロスタグランジンが痛みの元となります。

痛みを増強させる原因として、多いのは「冷え」「ストレス」です。

女性は冷え性の人が多いですが、身体が冷えたり、

ストレスがたまっている状態ではホルモンバランスが崩れ血行が悪くなります。

そして、骨盤内の血行が悪いと、月経困難症を悪化させてしまう原因となります。

 

どうすれば、月経困難症を和らげるのか??

婦人科の大林先生に聞きました!

 

■体を温めて、血流を良くする

ストレッチや湯船につかる事で、骨盤の血流を良くします。

これからの季節、冷房がかかった室内では、一枚羽織物があると良いです!

特に、首、足首といった血管がたくさん通っている部位を温めることで冷えが緩和し、血行が良くなります!

■甘いものをあまり摂取しない

甘いものは体を冷やす為、日頃から控えるようにしましょう!

特に上白糖は体を冷やしてしまう為、はちみつや黒糖等の色のついたお砂糖の方が

比較的おすすめです^^

 

当院ではピルや漢方を使った月経困難症の治療もさせていただいております。

ちなみにわたしも数か月前より漢方(加味逍遥散)を飲み始めて、

生理痛や、生理前のイライラ等(PMS)がだいぶ治まりました^^

また、生理痛とひとくちに言っても、実は子宮筋腫や子宮内膜症等が

隠れている可能性もあります。

少しでもお悩みがありましたら、是非一度御来院ください^^

 

 

女性医療クリニックLUNA心斎橋

この記事の監修者
二宮 典子

医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。