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スタッフブログ

2020.10.01

心斎橋院

二宮 仕事のまとめ その3~看護師さんのこと~

みなさん、こんにちは。

女性医療クリニックLUNA心斎橋院長の二宮典子です。

少しブログの更新に時間がかかってしまいましたが、今回も仕事のまとめ的なブログを継続していこうと思います。

 https://ninomiya-lc.jp/notice/7092.html

さてさて、開院すぐから キーパーソンの看護師が欠員! というアンラッキー😑な事故に見舞われたLUNA心斎橋ですが、それがあったから今がある!

ということで前回の予告どおり、その後どのようにして現在の看護師さんに落ち着いたかをお話していきます。

前回までのあらすじ

医師免許取得後10年で開業するという野望を果たすべく、2015年11月に無事、心斎橋にクリニックを開業した医師 二宮であった。しかし、世の中そんなに甘くない。早々に、開業医の洗礼を受けることとなる。医師のパートナーとして最も信頼すべき存在である看護師が開院1か月あまりで突然の退職となったのだ。かくして、LUNA心斎橋は看護師不在で診察を行うという暗黒期を迎えるのであった‥ じゃじゃーーーん♪

看護師不在の暗黒期😢

2015年12月冬。一番クリニックに患者さんが来るはずの初めての冬の時期を、看護師不在で迎えましたが、前のブログでもお話したように、そんなに忙しくないので、それなりに診察は回っていました。

  • とはいえ、
  • ・診察前検査
  • ・診察
  • ・内診
  • ・採血
  • ・注射
  • ・排尿日誌やパッドテスト説明
  • ・心電図
  • ・レントゲン
  • ・点滴
  • ・患者さんのバイタルのチェック

などなど

いくらスーパー事務たちが脇を固めてくれていても、医療系免許がないと苦しい場面はでてきます。

あー、看護師さんほしいー。ラクしたーい。

なんて思う毎日です。

ぼーっと看護師さんの立候補を待っていても誰も来てくれません。知り合いの看護師さんに声をかけて、だれか勤務できそうな良い人がいないか、リサーチしまくっていました。

人間頑張っていると、誰か助けてくれるものです。なんと、大学病院勤務時代にお世話になっていたKねえという看護師さんが、2週間に1回くらいなら、とお手伝いに来てくれることになりました。

ベテラン看護師Kねえの登場に、患者さんはもちろん、事務の職員も、私もほっと一安心。Kねえが来てくれる日は、がぜんクリニックが明るくなります。このままKねえがうちに就職してくれたら良いのに…、と思ったりしますが。Kねえは、食べ盛りの巨人を養わなければならず、病院と夜勤を掛け持ちしている多忙な人だったので、うちの安月給では巨人は養えません。

うーーーむ、万事休す。

このままゆったり、医者一人 with スーパー事務 の稀有なクリニックとしてやっていくか

なんて思っていました。

Kねえ ナイスパス!

そんなある日、Kねえからメール。

『先生、まだ看護師探してる?良かったらめっちゃ良い人おるねんけど良かったら雇ってくれへん?』

『もちろん、喉から手が出ます。欲しい欲しい。』

日本語が変なのは置いといて。

私にあの頃、看護師の衣装を着せたペッパーくんを持ってきても、喜んで買ったでしょう。人間、渇望しているときは冷静な答えはできないものですね。

『ほんで、Kねえ、それはどんな人?』

『先生の知ってる人やで。』

そうなの?まさか、まさか、突然うちを辞めたあの看護婦さん??また出戻りとか?いや、ないやろ、ないよな。うーーーん。

ドキドキ ドキドキ ドキドキ

『Aちゃんや』

Aちゃん、私がさっさと半年で職を辞した大学で、泌尿器科の外来看護師をしていた子でした。

覚えてるよ。顔はかわいい、顔は。

ちょっとババーンとしてるけど。

良いやん、良いやん!

あれ? でもAちゃんは、私が大学病院で働いていた頃、大学病院を退職して別のH病院への転職が決まったのだと、本人から直接聞いていました。

『Kねえ、でもAちゃんって、H病院に入職したところちゃうかった???』

『そこは本人に聞いて!でも良かった。ほんなら、先生!Aちゃんをよろしくね~!』

Kねえは、Aちゃんという救世主をうちのクリニックに紹介してくれ、かっこよく去っていったのです。Kねえ、ナイスパス!

Aちゃん🤣ババーン🤣と登場

とうことで、2016年4月にAちゃんをクリニックのメンバーに迎えることになりました。暗黒の4か月が終了です。

Aちゃんは、かわいい顔です。でもちょっと変わっています。

私が『Aちゃん、顔かわいいなぁ』というと、決まって『なによ!』と怒ります。どうやら、かわいいという言葉の裏の意味をとるようです。

みなさんに裏の意味を分かってもらうために、初めてAちゃんがうちに来てくれた時のエピソードを教えます。

初めてうちに来てくれた時、まだAちゃんの制服を準備していなかったのですが、服のサイズがわからなくて、臨時で前の看護師さんの制服をそのまま渡しました。ちなみに、服のサイズはMです。でもAちゃんには思ったよりもきつかったらしい。半分しかおしりが隠れてないのに、

ババーンと登場してくれました。

『この制服、無理やわ、半分しか入らん😂

最初から度肝を抜いてくれる。頼もしい。

Aちゃん💪何でもやります

AちゃんをLUNA心斎橋へお迎えするときに、お願いしたことがありました。

『骨トレ(こつとれ)してほしいねん』

骨トレ(こつとれ) とは、骨盤底筋トレーニングの略です。女性医療LUNA心斎橋の看板メニューでもあります。

骨盤底筋がうまく機能していないことで失禁・頻尿・臓器脱・性機能障害など色々な不調がでてきます。集団トレーニングやDVDを利用した骨盤底筋運動は、できる人は最初からできますが、できない人はずっとできないという欠点を持ちます。

骨トレは、医療免許を持つ人間が、患者さんにマンツーマンでオーダーメイドの治療を提供するので、その効果や満足度は通常の骨盤底筋運動とは比べものにならないくらい高いです。

でも、個別指導であるが故に、医者である私がそのサービスを行うと、30分で100万円💰くらい頂戴しないと割りにあいません。(嘘です)

なので、このトレーニングを指導できる看護師さんがどうしても必要なのですが、いかんせん、看護師免許をもっていても全員の看護師さんが可能な技術というものでもないのです。

なぜって、こんな指導、学校ではやりません。大きな病院でも特殊なところしかやっていません。そして、何より、担当した看護師さんと患者さんだけのコミュニケーションとなるので、骨トレの効果や満足度は、看護師さんの個人評価に直接つながることになります。

習ったこともない、やったこともない、指導してくれる機会も、指導者もあまりいない…。骨盤底筋トレーニングの担当を快く引き受けてくれる看護師さんをみつけることは、とても難しいのです。

でもAちゃんは、

『いいよ』

即答かい!

まじ助かる~。

Aちゃんは、私よりすこし年上です。直前のH病院の勤務以外は、ずっと大学病院で働いていました。大学病院はご存知の通り、色々な科があるのでAちゃんもたくさんの科の経験がありました。

看護師としての経験の豊富さか?単なる生活のためか?真相は本人に聞いていただければと思いますが、Aちゃんは骨トレ担当ナースとなり、そのキャラクターとともにうちの看板ナースとなりました。看板のようにバイーンと。

ということで、長くなってきたので、続きは次回に。

最後までお読みいただきありがとうございました。Aちゃんに会いたい人、Aちゃんの骨トレを受けてみたい人はぜひLUNA心斎橋にご予約くださいね。

この記事の監修者
二宮 典子

医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。