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スタッフブログ

2017.12.21

心斎橋院

ハルメク『骨盤底筋のお話会』

みなさま、こんにちは。

院長 二宮典子です。

 

先日12月11日の月曜日は

クリニックを午前中で、午後は診察をお休みさせていただきました。

『骨盤底筋のお話会』を一般の方を対象にお話させていただきました。

場所は谷町線「天神橋筋六丁目」下車 すぐの大阪市立住まい情報センターです。

 

14時開始と主婦の皆様のお昼の憩いのお時間にも関わらず、

とても多くの方にご来場いただき、

骨盤底にまつわるお話を約70分させていただきました。

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お話は

まず、女性のホルモン変化によるライフスタイルやかかりやすい病気にも変化があるというお話から。

 

30代〜40代がかかりやすい病気

50代でかかりやすい病気

60代以降でかかりやすい病気

それぞれ異なります。

一般的に考えると当たり前かもしれませんが、

でも、ご自分に当てはめてみると、

あまり意識することなく過ごされている方も多くいらっしゃるようです。

 

ですので、

普段病気がないときから気をつけるべきこと、

検査をしておくべきことなど

意識すればたくさんのことがあるので、是非みなさんも注意していただきたいですね。

 

また、現代は見た目の美しさも予防していく時代となりました。

はっきりした老化を感じてから改善しようとするのではなく

すこし衰えが気になる程度から

少しずつケアすることで

美しく健康的な見た目も大切にしていきましょう。

 

さらに話はすすんで、骨盤底のお話。

女性は年齢を問わず、

骨盤底筋を鍛えましょう。

骨盤底筋が衰えることで生じる病気「腹圧性尿失禁」や「過活動膀胱」「骨盤臓器脱」について説明させていただき、

ではどのように治療をするか

自宅ではどのようにケアしていくべきか、骨盤底筋トレーニングをご説明しました。

 

お話の後は、

予定時間が超過してしまうくらいのご質問をいただきました。

たくさんの方が、切実なお悩みを抱えていらっしゃるんですね。

こういった機会を設けることで、

一人で悩んでいる方の解決につながればとても嬉しく思います。

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LUNAの患者様にはもう周知のことと思いますが

骨盤底筋を自分でトレーニングするのはとっても大切。

でもとっても大変。

なぜなら、

骨盤底がちゃんと動いているか

外からみてもわからないから。

自分で腟に指が入れれる人は、

トレーニングできているか自分で確認ができますが

日本女性は自分ではなかなか恥ずかしくてできない人も多いようです。

 

骨盤底筋がゆるんでいることで

人には言いにくい症状がでるのに、

こっそりとひとりで鍛えることも難しいので

やはりちゃんと病院を受診しましょう。

 

骨盤底筋の指導は全ての医療機関の請け負っているわけではありませんので

女性泌尿器科や、ウロギネ、ウロギネコロジーなどの専門外来を標榜している医療機関で

相談してみてくださいね。

 

では、今年もあと少しですが

体調管理・尿もれ/頻尿管理をしっかり行っていきましょう。

 

LUNA心斎橋 院長

二宮 典子

 

 

この記事の監修者
二宮 典子

医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。