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2018.10.25
お知らせ
院長ブログ

女性の冷え

こんにちは、LUNA心斎橋 院長の二宮です。

前回は女性に多い貧血について少しご紹介しましたが、

今回は冷えについてご紹介しようと思います。

 

女性は冷え性の人が多いですよね。

かくゆう私も冷え性です。

 

女性に冷えが多い理由として

・男性に比べて筋肉量が少ない

・潜在的に貧血の人が多い(女性は月経があるため毎月出血をしています)

・自律神経が乱れやすい

・スカートなどの衣服の問題

・嗜好品に身体を冷やすものが含まれている

などが挙げられるでしょうか。

 

もちろん全ての女性に当てはまるというわけではありませんが、

冷えの原因になることを自覚するかしないかで

毎日の過ごしやすさがかわってきますので、

注意してみるのも良いかもしれません。

 

では、それぞれの対策について考えてみましょう!

 

その1 ~男性に比べて筋肉量が少ない~

女性は男性に比較すると、筋肉が付きにくいとされています。

男性は生涯を通して筋肉の合成を助けるテストステロンというホルモンが女性よりも多く分泌されています。

ですので、同じような食事・同じ程度の運動をしても

男性のほうが筋肉ムキムキになりやすいんですね。

 

筋肉は動くことで身体の中に熱を作ります。

また、体中の血液や体液をスムーズに流す働きもあります。

特に静脈の中を流れている血液や、間質にある体液(いわゆるムクみ)は、

筋肉が動くことですばやく心臓に戻ることができるのです。

 

逆に、全身の筋肉量が少ない、運動をしない、という人は

熱を作ることも、血液・体液をスムースに循環させることも苦手な体になっていますので

自然と冷え性になってきてしまいます。

 

冷えに悩む女性は、

筋肉を意識した運動習慣を取り入れてみると、

冷えが改善しやすくなるかもしれませんね。

 

私のおすすめのトレーニングは、スクワットです。

ただ回数をこなすよりも、

しっかりとお尻と太ももの筋肉がプルプルしているのを感じながら

丁寧にしていただきたいと思います。

 

また、

体質的な冷えについては

漢方や貧血の治療で改善できることもありますので

お悩みのかたは是非医療機関にご相談くださいね。

 

LUNA心斎橋でも

かくれ貧血がないか、の検査や

体質改善のための漢方処方などが可能です。

次回は、その他の原因・対策についてお話しします。

院長 二宮 典子 院長 二宮 典子

この記事の監修者

二宮 典子

医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINIC開院し、院長就任。
自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。

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