持続的性器刺激症状(PGAD)
対応診療科:女性性機能
持続的性器刺激症状(PGAD)とは
外部からは何もしていないのに、持続的に性器(特にクリトリスのあたりが多い)に刺激がある感覚が続いている状態
原因
はっきりした原因はわかっていません。最近は、脊椎内の炎症の可能性や、仙骨神経根の嚢胞性病変によって、不快な刺激が継続しているとも言われています。
治療方法
原因となる神経障害の部位が確認されれば、手術を行います。局所的な反応であれば、症状を改善させるような薬での対症療法や、骨盤底筋トレーニング、レーザー・高周波を使用しての治療を行います。確実な治療方法はまだ明らかではありません。
検査
外陰部の診察、経腟超音波検査、子宮頸部の細胞診、採血、MRIなどを行います。
費用
PGADの診療は自由診療です。 診察料11,000円、検査費用11,000〜22,000円、投薬3,300円〜11,000円程度、処置33,000〜55,000円、骨盤底筋トレーニング5,500円です。(初診および再診ですべての費用が必要なわけではありません。治療方針などの説明後、患者様が治療同意をされた場合の例です。) 以下のような場合は、金額が大きく変化することがありますのでご了承ください。 前庭部痛以外の病気が疑われ、予想された検査以外の検査が必要と主治医が判断を行なったとき。・MRI画像検査や他院受診のために紹介状の作成が必要となったとき