月経困難症
対応診療科:婦人科
月経困難症とは
月経の時の痛みなどの症状が強く、生活に支障が出てしまう状態です。 原因が明らかにある器質性月経困難症と、原因のはっきりしない機能性月経困難症に分類されます。
原因
生理の出血を出すために、子宮の筋肉が収縮することで出血がスムーズに起こりますが、その時の筋肉の収縮の痛みや、分泌されるさまざまな因子が痛みを呼び起こすとされています。
治療方法
月経に関するホルモンバランスを調整するために低容量ピルを飲みます。ピルが飲めないひとは、漢方や生活習慣で改善を試みます。
検査
外陰部の診察、経腟超音波検査、性感染症(淋菌・クラミジア)、子宮頸部の細胞診などを行います。
費用
月経困難症の診療は保険診療です。
【初診】診察、経腟超音波検査、性感染症検査、子宮頸部細胞診、投薬(院内処方)を全て含め自己負担額は8,000円程度(自己負担3割の方、処方1ヶ月分)です。
【再診】診察、投薬(院内処方)を全て含め自己負担額は2,500〜3,000円程度(自己負担3割の方、処方1ヶ月分)です。
土曜日午後の診療の場合は1割増となります。
以下のような場合は、金額が大きく変化することがありますのでご了承ください。
・定期的な検診による採血や内診の検査を行なったとき。
・経過中に別の疾患が疑われ、精査のための検査が必要と主治医が判断を行なったとき。