骨盤臓器脱・子宮脱・膀胱瘤
対応診療科:泌尿器科
骨盤臓器脱・子宮脱・膀胱瘤とは
骨盤の中におさまっておくべき臓器が、腟から脱出してしまう状態を総じて骨盤臓器脱と言います。脱出する臓器の違いによって病気の名称が変わります。 ・子宮脱 ・膀胱瘤 ・直腸瘤 腟以外の場所から脱出することもあります。 ・直腸脱(肛門から直腸がひっくり返って脱出している状態) ・尿道脱、膀胱脱(尿道から尿道や膀胱がひっくり返って脱出している状態)
治療方法
下がってしまった臓器を戻すためには、手術が必要です。しかし、程度が軽度であれば手術以外の保存的治療が望ましいです。
検査
外陰部の診察を行います。腹圧をかけて臓器に脱出がないかを確認します。
費用
骨盤臓器脱の診療は保険診療です。診察、尿検査、経腟超音波検査、処方箋料(基本は院外処方箋)を全て含め自己負担額は3,000円程度(自己負担3割の方)です。 以下のような場合は、金額が大きく変化することがありますのでご了承ください。土曜日午後の診療の場合は1割増となります。 ・薬剤アレルギーなどをお持ちで、院内での薬では対応できない場合(院外処方箋となり、院内の負担額は安くなりますが薬局で支払う必要があります) ・膀胱炎以外の病気が疑われ、尿検査以外の検査が必要と主治医が判断を行なったとき