濡れたり擦ったりしても落ちず、メイクと同じように美しい見た目をキープできることから、近年アートメイクの人気が高まっています。
しかし、実際に施術を受けた方の感想をチェックしてみると、「後悔した」という声も少なくありません。
今回は、リップアートメイクに焦点を当てて、施術を受けて後悔したと感じた失敗事例をご紹介します。
後悔しないための注意点や、施術が失敗した場合の対処方法についても解説しますので、リップアートメイクに興味があるという方はぜひご一読ください。
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リップアートメイクで後悔するポイント
実際にリップアートメイクの施術を受けた方は、どのようなポイントで「後悔した」と感じているのでしょうか。
具体的な失敗事例を6つご紹介します。
①希望したデザインと異なる
リップアートメイクの失敗事例で最も多いのが、「希望したデザインと異なる仕上がりになってしまった」というケースです。
唇の形や色が想像していたものと違うと、失敗したと後悔してしまう方が多いようです。
デザインを決める際には、施術者にしっかりと自身の希望を伝えることをおすすめします。
患者様と施術者、双方の擦り合わせができていないと、施術後に「こんなはずではなかった」と後悔してしまうことになるので、カウンセリング段階でよく話し合っておきましょう。
②デザインが左右非対称になった
未熟な施術者にリップアートメイクの施術をお願いすると、「デザインが左右非対称になる」ケースがあります。
顔の形は元々完全な左右対称ではないため、その点を考慮せずに施術を行ってしまうと、左右非対称になることがあるのです。
リップアートメイクでは、元々の唇の形に合わせることも大切ですが、表情によって唇の形が変わることも加味してデザインを考案する必要があります。
どのような表情のときにも違和感がないように、施術者とデザインの擦り合わせを行っておきましょう。
③色ムラが発生した
リップアートメイクでは、色素が定着するまでに時間がかかります。
体質や唇の状態だけでなく、ダウンタイム中の過ごし方によって色素の定着具合が変わってしまうため、色ムラが発生するケースがあります。
具体的には、一部分だけ色が抜け落ちたり、濃く見えたりすることがあるのです。
リップアートメイクでは、色を安定させるために施術を2回受けることが推奨されています。
1回目の施術で色ムラが発生してしまった場合は、2~3回目の施術で調整してもらうと良いでしょう。
④色がすぐに消えた
リップアートメイクの効果持続期間は1~2年程度だといわれていますが、ダウンタイムが終了した頃に色が消えてしまうケースがあります。
特に初めての施術では色が定着しにくく、薄くなってしまったり、消えてしまったりする方が多い傾向にあります。
施術後のダウンタイム中には、飲酒や運動、入浴などの代謝を上げる行為を控えて、色が定着するのを待ちましょう。
何度施術を受けても色が消えてしまうという場合には、色素の品質に問題があるか、施術者の技術力不足が疑われます。
信頼できるクリニックを探して、理想の仕上がりを目指しましょう。
⑤色が濃過ぎた
理想の仕上がりをイメージしていても、実際には思っていたよりも「色が濃過ぎた」というケースもあります。
リップアートメイクの色素の定着度合いには個人差があるため、施術回数を分けて慎重に色合いを調整する必要があります。
また、メイクをしている状態の顔に合わせてデザインを決めると、メイクを落としたときに強い違和感を抱くことになるでしょう。
色が薄い分にはメイクで色合いを調整できますが、色が濃いと調整が難しくなります。
リップアートメイクのデザインを決める際には、メイクをしているときだけでなく、素顔のときにも違和感がないか考慮しておくことが大切です。
⑥デザインの流行や好みが変わってしまった
デザインを流行やそのときの好みに合わせてしまうと、後々「デザインに飽きてしまう」というケースがあります。
リップに限らず、アイブロウやアイメイクには、流行り廃りがあります。
リップアートメイクの施術を受けると、その後1~2年程度同じデザインで過ごさなければなりません。
人によっては2~3年程度消えないこともあるので、数年に渡って長く愛せるデザインであることが理想です。
どのようなメイクとも相性が良く、自身の唇の魅力を引き出せるような、ナチュラルなデザインを目指しましょう。
リップアートメイクで後悔しないための注意点
せっかく施術を受けるのなら、理想的な仕上がりを目指したいものです。
リップアートメイクの施術を受ける際には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。詳しく解説します。
医療機関で施術を受ける
専用の針を用いて皮膚を傷付けるアートメイクは、医療行為にあたります。
そのため、施術が行えるのは、医療資格を持った医師や看護師が常駐しているクリニックに限定されています。
アートメイクのサービスを探してみると、医療資格を有していないサロンが施術を行っていることがありますが、違法です。
いくら料金が安くとも、知識や経験が十分でないサロンに施術をお願いすると、思い通りの仕上がりが期待できないばかりか、衛生環境の問題から感染症を発症するリスクも高まります。
リップアートメイクの施術を受ける際には、必ず衛生環境の整った医療機関を選択してください。
実績が豊富な施術者を選ぶ
同じリップアートメイクの施術でも、仕上がりは施術者によって大きく左右されます。
アートメイクの施術には、知識に加えて技術や経験が求められます。
理想通りの仕上がりを目指したい、失敗を防ぎたいという方は、実績が豊富な施術者を探しましょう。
クリニックによっては、ブログやSNSで実際に行った施術の症例が紹介されていることがあります。
施術者の実力を測る目安となるので、クリニック選びの際に参考にしてください。
自身の顔に合うデザインを選ぶ
リップアートメイクでは、基本的に素顔になったときに違和感のないナチュラルなデザインを選ぶことが大切です。
素顔になったときに違和感を抱いてしまうと、自身の顔を見るのが苦痛になってしまいます。
メイクが不要となるレベルに色を濃くしてしまうと後悔する可能性が高いので、自身の素顔に合わせても不自然ではないようにデザインしておくと良いでしょう。
自身に合うデザインがわからないという方は、施術者へ相談してください。
実績が豊富な施術者であれば、客観的に見て患者様に最適なデザインを提案してくれます。
自身の希望を詳細に伝えて、理想の仕上がりを目指しましょう。
アフターケアを徹底する
信頼できるクリニックや施術者を探すことも大切ですが、リップアートメイクの仕上がりは、アフターケアでも左右されます。
アフターケアをしっかり行わないと理想の仕上がりにならないというだけでなく、感染症を発症するリスクも高まってしまうので、十分に注意しましょう。
施術後は、施術部位にはなるべく触らずに、清潔に保つようにしてください。
手に付着した雑菌が傷口から体内に侵入すると、肌トラブルや感染症に繋がります。
また、施術部位に刺激を与える激しい運動や飲酒、長時間の入浴も避ける必要があります。
唇にかさぶたができた場合は、無理に剥がさずに、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。
リップアートメイクで失敗したと判断できるのはいつ?
施術を終えても、すぐに失敗したか否かは判断できません。
リップアートメイクの仕上がりは、いつ確認できるのでしょうか。
施術後に失敗したと判断できるタイミングをご紹介します。
薄皮が剥がれたタイミング
個人差がありますが、リップアートメイクの施術後2~3日程度は、色が濃く見えて「施術が失敗した」と誤解してしまう方が少なくありません。
施術後に色が濃く見えるのは一時的な問題であって、1週間が経過する頃には落ち着きます。
腫れや赤みが治まり、皮が剥がれると、ようやく肌の色に馴染み始めます。
1週間を経過しても腫れや赤み、痛みやかゆみが続く、水ぶくれができてしまったという場合には、施術を受けたクリニックへ相談してください。
施術から1ヶ月が経過したタイミング
基本的に肌のターンオーバー(新陳代謝)は、1ヶ月程度を1周としてサイクルを繰り返しています。
そのため、施術後に表皮が剥がれ落ち、色素の色が落ち着くのは、施術からおよそ1ヶ月後だといわれています。
理想の仕上がりを実現できたか確認したい場合には、施術後1ヶ月が経過したタイミングでデザインを見直してみると良いでしょう。
初めてリップアートメイクの施術を受けたという方は、思っていたよりも色が薄いと感じられるかもしれません。
初めての施術では色素の定着率は30%程度と低いため、「失敗した」と誤解してしまう方もいますが、2~3回目の施術で色を追加できるので、慌てずに次の施術を待ちましょう。
リップアートメイクで失敗した場合の対処方法
万が一、施術を受けた後に仕上がりを確認して後悔した場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。
最後に、施術が失敗した場合に試したい対処方法をご紹介します。
修正してもらう
リップアートメイクでは、修正(リタッチ)が可能です。
施術後にデザインが気に入らない、または時間が経過してデザインが崩れてしまった場合に、クリニックが修正を施してくれるというサービスです。
料金はクリニックによって異なり、内容によっては修正対応が難しいケースもあります。
- 色ムラを整える
- ラインを太くする
- 色を濃くする
- ラインを細くする
- 色を薄くする
基本的にリップアートメイクの修正で対応できるのは、ラインや色を「追加する」施術のみです。
細くする、小さくする、薄くするといったマイナスの修正はできないという点には、注意が必要です。
除去施術を受ける
「ラインを細くする」、「色を薄くする」といったマイナスの修正を希望される場合は、『除去施術』を受ける必要があります。
除去施術の方法は、以下の通りです。
- 除去液
- 除去クリーム
- 切除術
- カモフラージュ修正
除去液や除去クリーム、レーザー治療や切除術では、唇をリップアートメイク施術を受ける前の状態に戻せます。
また、「カモフラージュ修正」とは、肌の色に合わせた色素を注入して、リップアートメイクのデザインを消す方法を指します。
いずれの方法もデザインを修正する上で有効ですが、施術後に痛みや赤みが出る可能性があります。
1週間程度で症状は治まりますが、デメリットやリスクが全くないというわけではないという点については、理解しておきましょう。
リップアートメイクは二宮レディースクリニックへお任せください
アートメイクに限られたことではありませんが、美容施術を受けると思ったような仕上がりにならず、後悔してしまうこともあります。
失敗を防ぐためにも、リップアートメイクの施術を受ける際には、信頼できる医療機関を頼りましょう。
リップアートメイクを希望される方は、二宮レディースクリニックへご相談ください。
専任のアーティストが、患者様一人ひとりの顔立ちに合わせて、最適なデザインをご提案いたします。
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