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2023.04.28

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セックス後におりものが増えた!これって性病?気になる原因を解説

セックス後のおりものの変化から考えられる病気をご紹介

セックス後におりものの量が増えたり色が変化したりして、悩んではいませんか。

非常にデリケートな問題であるため、なかなか人に相談できないという方は少なくないでしょう。

セックス後におりものが変化するのはよくあることで、必ずしも性病にかかっているとはいえませんが、体に何らかの不調をきたしている可能性があるため、放置し過ぎるのもよくありません。

今回は、セックス後のおりものの変化に不安を抱えている方に向けて、その原因と解決のヒントをご紹介します

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セックス後のおりものの変化は珍しくない

おりものは、医学的には「帯下(たいげ)」と呼ばれていて、「生理的なもの」と「病的なもの」の2種類に分けられます

セックスの後、または次の日から数日間にわたっておりものに変化がみられる場合は、腟の機能がちゃんと働いてくれている証拠でもあります。

腟には自浄作用といって、清潔に保とうとする免疫作用があり、セックス中に入り込んだ雑菌や異物を排除するために、一時的におりものが増えるケースは珍しくないのです。


自浄作用によって発生したおりものは、先程ご紹介した「生理的なもの」に分類されます。


放置しても問題はありませんが、「病的なもの」だった場合は注意が必要です。


何らかの病が原因でおりものが変化しているとしても、適切な対応をすれば過剰に心配する必要はなくなります。


セックス後に変化したおりものが、「生理的なもの」なのか「病的なもの」なのか判断が難しい場合には、クリニックでの受診を検討してください。

セックス後のおりものの変化は性病?変わった原因として考えられる理由

セックス後におりものの変化があると、性病ではないかと不安になるものです。なぜセックス後におりものが変化したのでしょうか。

ここでは、その原因として考えられる具体的な理由をいくつかご紹介します。

潤い不足で激しいセックスをしたから

潤いが不足した状態で激しいセックスをすると、子宮口や壁、腟口や小陰唇、クリトリスや包皮などに傷ができてしまうケースも珍しくありません。

セックスでできた創を治すためにおりものが増えることがあり、場合によっては臭いを感じるようになります。

傷は、乱暴な愛撫や無理な挿入でできる場合がほとんどですが、腟の乾燥も原因として挙げられます。


乾燥している粘膜は弱く、様々な病にもかかりやすくなるので、潤いが不足している場合には潤滑剤を使用すると良いでしょう。


また、パートナーに痛みを感じていることを告げて、セックスの方法を改めてもらうことも大切です。


粘膜に傷ができている自覚があるのなら、自然治癒するのを待つのではなく、早めに診察を受けることをおすすめします。

コンドームをせずに腟内射精をしたから

セックスをする際にコンドームを装着せずに腟内射精(中出し)をした場合、精液の臭いによって、おりものがいつもより臭く感じることがあります。

腟内で射精した後に出てくるおりものの臭いが気になる場合は、セックス後に腟の入り口付近をシャワーで洗い流すようにしてください。

また、男性の精液の臭いが妙に強いと感じるときや、パートナーに前立腺炎といった感染症の疑いがある場合は、腟内に細菌が多く入ってしまった可能性があります。


おりものの変化以外にも、腫れやかゆみといった症状も同時にみられるようであれば、クリニックに相談してください。

常在菌のバランスが崩れているから

健康な方の腟内にも、清潔さを保つために常在菌が存在しています。

具体的には、ラクトバチルス属(乳酸菌)の「デーデルライン桿菌」という善玉菌がいて、その数が減ってしまうと、腟の自浄作用が弱まってしまうのです。

また、腟内環境が悪くなり、おりものの色や臭いにも変化が現れます。


常在菌のバランスが崩れているだけで、いつか元に戻るだろうと放置しておくのは危険です。


腟内の悪玉菌の働きは、善玉菌によって抑えられています。

しかし、睡眠不足やストレスなどによって免疫力が低下したり、不衛生なセックスをきっかけに悪玉菌が増えたりすると、悪さをすることも考えられるのです。

常在菌のバランスが崩れてしまうひとつの原因として、洗い過ぎが挙げられます。


デリケートゾーン専用の石鹸もありますが、わざわざ使用する必要はありません。


優しくシャワーを当てながら指で表面をなでるように洗うことで、常在菌のバランスを保ちながら清潔な状態を保てるでしょう。

女性の体における周期的な問題

セックスの有無に関わらず、おりものは周期的に変化しています。

サラサラして量が多いタイミングもあれば、ねっとりして量が少ないこともあるでしょう。このような変化は、月経と同じ周期で起きています。

もっと具体的にお話しするならば、受精できるタイミングである「排卵期」の前後にはおりものの量が多くなり、色は無色透明でサラサラです。


排卵が終わった後の「黄体期」には、おりものに粘りが出て不透明になり、量は少なくなります。


健康な状態でも、タイミングによっておりものに変化がみられるのは自然なことです。


セックス後におりものが変化したと感じても、実は体の周期的な問題が原因かもしれません。

性感染症の疑い

性感染症の種類によっては、おりものの量や臭い、色などに変化が現れることもあります。

おりものの状態には個人差があり、性感染症の影響を受けていても、実際に体に出てくる症状は人それぞれです


少し臭いが気になる程度であれば、腟の自浄作用が働いて、きちんと休息や睡眠を取っていれば自然と解決することもあります。


おりものの色や量が変わったからといって、必ずしも性感染症であるとはいえません。


おりものが変化して1週間程度経過してもまだ落ち着かなかったり、他に不調が生じたりしたときには、クリニックでの受診も検討してみましょう。

まとめ
  • ・セックスの摩擦や膣内射精で、おりものが変化することがある
  • ・常在菌のバランスや女性の体の周期によって、おりものが変化することがある
  • ・おりものが変化して1週間以上戻らない場合は、クリニックでの受診を検討する

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おりものの変化からわかる主な病

おりものを変化させる主な病について

健康な方であっても、体の周期に合わせておりものに変化が現れます。また、細菌が入り込んでも、腟の自浄作用が働いて健やかな状態を保っているケースもあります。

その一方で、おりものの変化が病のサインになっていることもあるでしょう。

ここでは、おりものの変化からわかる主な病をいくつかご紹介します。

クラミジア性子宮頸管炎

一部の感染症は、腟の自浄作用で治るケースもありますが、クラミジアは自然治癒しません

主な症状としては、おりものの増加や下腹部の痛み、不正出血やセックス時の痛みなどが挙げられます。

しかし、他の感染症が伴わなければおりものの色や臭いに変化がなく、自覚できないまま保菌しているケースも多々あります


クラミジア性子宮頸管炎は、進行していくことで子宮頚管炎や子宮内膜炎、卵管炎などになるリスクが高まるでしょう。


さらに、子宮外妊娠や不妊の原因になるリスクもあるため、注意が必要です。

腟カンジダ症、外陰カンジダ

カンジタ症は、カッテージチーズのようなボロボロとした白いおりものが増加したり、おりものが緑がかった色合いに見えたりするという特徴があります。

カンジタ症は、セックスの有無に関わらず、免疫力が低下しているときに自然発生します。

カビの一種である「カンジタ・アルビカンス」が原因で、おりものの変化の他にも、腟や外陰部のかゆみ、炎症や排尿時の違和感、セックスの痛みなども現れるかもしれません。


カンジタ症は、ストレスによる免疫低下や月経前、妊娠中やピルの服用といったホルモンバランスの変化により、腟粘液の自浄作用が低下することで発症するケースもあります。


女性にとってカンジタ症は、非常に身近な病です。


カンジタ症を放置していると、慢性疼痛の原因になるリスクが高まるので注意してください。

淋性子宮頸管炎

淋性子宮頸管炎の原因のほとんどは、セックスにあります。

粘膜からの浸出物によって起こる病であり、「淋病」とも呼ばれています。

淋性子宮頸管炎は、腟だけでなくオーラルセックスによって、咽頭に感染するケースもあるでしょう。


おりものの変化としては、量が増えたり色が濃い黄色になったりします。


その他にも、尿道から膿が出たり、陰部がかゆくなったりする症状もあるようです。


人によって症状が異なり、さらに女性の場合は、感染しても35~50%の方は無症状だともいわれています。


そのため、淋性子宮頸管炎にかかっていても、気付いていない女性も少なくありません。

子宮頸部びらん

おりものが、白色や黄色になって粘り気を帯びたり、無臭のおりものが増えたりしたときには、子宮頸部びらんの可能性があります。

その他にも、セックスの最中に痛みを感じたり、タンポンなどの刺激によって出血したりするトラブルもあるでしょう。

子宮頸部びらんとは、皮膚や粘膜の表皮が傷つき、下部組織が露出した状態をいいます。


「びらん」というのは、ただれているように見える場所があるという意味です。


子宮頸部びらんは、あくまでただれているだけであって病気ではありません。

おりものに変化がみられるようになる理由としても、びらんの影響により、腟内やおりものがアルカリ性に傾くことが理由です。

基本的には自然治癒を期待しますが、腟炎や不正出血を繰り返すようになった場合は、治療が必要になるでしょう。

子宮頸管炎

子宮頸部に炎症が起こると、おりものが変化します。その変化は、原因によって様々です。

主な原因は2種類に分けられ、アレルギーが原因の「非感染性」と、クラミジアや淋病、マイコプラズマ・ウレアプラスマなどが原因の「感染性」があります。


原因によって、おりものの量や色も変わります。


また、感染した原因菌によっては、子宮頚管炎から骨盤腹膜炎に炎症が広がることもあります。


子宮内膜や卵管卵巣まで炎症が広がると、強い痛みや発熱が起こるでしょう。


さらに将来的には、不妊のリスクも生じるかもしれません。


何が原因で子宮頚管炎が起こっているのかを知り、適切な治療を受けることが重要です。

性病が疑われるときはパートナーにも報告

セックス後のおりものの変化は、性行為そのものが原因ではないケースもあります。

その一方で、セックスが原因で皮膚や粘膜から感染するケースも珍しくありません。


女性だけが治療をしてもパートナーが感染したままでいると、根本的な解決にならず、再び感染してしまうリスクが高まります。


このようなお互いにうつし合ってしまう状態のことを、「ピンポン感染」といいます。


セックスが原因で感染する病が疑われるようであれば、ピンポン感染を引き起こさないように、パートナーと同時に治療することが大切です。

透明・茶色・黄色おりものの色や状態からわかる疑わしき病と症状

おりものの色毎の特徴と関連する病について

おりものの色がいつもと違うと、何らかの病気にかかってしまったのではないかと不安になるでしょう。

特にその変化が現れたのがセックス後であると、性病を疑ってしまいます。

ここでは、おりものの色や状態からわかる疑わしき病と、その症状について詳しくご紹介していきましょう。

セックス後から「透明」のおりもの

正常なおりものの色は、透明または乳白色です。

下着につくと乾いて変色し、白色やクリーム色に見えることもあるでしょう。


基本的に、セックス後に透明なおりものが増えたとしても、腟の自浄作用が原因である可能性が高いです。


その他にも、受精できるタイミングである排卵期の前後にはおりものの量が多くなり、無色透明かつサラサラになります。


排卵後の黄体期には、透明かつ粘りが出て、量が少なくなるでしょう。


セックス後であっても、透明なおりものに関しては過度な心配は不要です。

しかし、透明であっても泡立ちがみられたり、乾いたときに白くポロポロしていたりする場合には、何らかの感染症にかかっている疑いがあるので、注意しましょう。

セックス後から「茶色」のおりもの

茶色のおりものは、不正出血が起こっている可能性があります。

子宮の入り口が「びらん」という状態になっていたり、子宮頸管に淋病やクラミジアといった細菌が感染していたりすることで、出血が起こっているのかもしれません。


細菌感染が起こっているのであれば、性感染症の可能性が高まります。


セックス後におりものが茶色くなっているのなら、びらんの部分に悪性の細胞が含まれていないか確認するために、検査を受けることをおすすめします。


腟内の検査と聞くと不安を覚える方も少なくありませんが、綿棒で子宮の入り口を軽くこすって細胞を取るだけなので、痛みはほとんどないでしょう。

セックス後から「黄色」のおりもの

健康なときのおりものは透明ですが、下着について乾くと、黄色に見えることもあります。この場合は、もちろん心配は不要です。

しかし、いつもより色合いが濃いと感じるときには、腟内に雑菌が入って炎症を起こしている可能性があります。


手足にできた傷口が膿んでしまい、黄色い体液が出てきた経験がある方もいるかもしれません。


同様に、腟内でも炎症が起こると、滲出液と雑菌の死骸、雑菌を攻撃した白血球などの死骸がおりものとなって排出され、濃い黄色に見えることがあります。


その他にも、淋病やトリコモナス、子宮頚部びらんや子宮頚管炎、クラミジア感染症などでも、黄色いおりものが現れるケースもあります。

いつもと違うおりもの

セックス後に、色だけではなく、形状や臭いが異なるおりものが気になるケースもあります。

例えば、おりものが泡状で、さらにかゆみも感じるようであれば「腟トリコモナス症」の可能性があるでしょう。


腟トリコモナスは、幅広い年齢層に多い性感染症です。


トリコモナス原虫が腟内に入ってしまうことで炎症を起こしている状態で、性行為の経験がない方にも感染がみられます。


おりものが泡状になる以外にも、悪臭も感じるかもしれません。


おりものが膿状であれば、「子宮頚管炎」の可能性があります。


おりものの色は黄色や黄緑色で、こちらも悪臭を感じるケースが多いようです。


子宮頚管は、子宮の入り口に炎症が起きている状態で、症状が進行してから気付くことがほとんどです。

まとめ
  • ・白色や透明なおりものは増えても問題ないが、泡立ちのような異常がみられた場合は感染症を疑う
  • ・茶色のおりものは、病気が原因で不正出血を起こしている可能性がある
  • ・おりものの色や形状、臭いが変化して戻らない場合は、クリニックへ相談する

経過観察で大丈夫?おりもので通院する目安

通院するか否かの目安を解説

セックス後に、腟の自浄作用によっておりものに変化が起きているのであれば、睡眠と休息を心がけることによって、次第に元の状態に戻っていくでしょう。

しかし、通院しなくては治らない病が潜んでいる可能性もあります。


セックス後のおりものが気になるとき、通院する目安についてお話しましょう。

目安は1週間。ただし「おりものがいつもと違う」と感じたら早めに受診

一つの目安として、セックス後におりものがいつもと違うと感じたのならば、1週間程度は経過観察をしてみましょう。

1週間経っても、大量のおりものや、白または黄色などのおりものが続くようであれば、一度検査を受けることをおすすめします。


目安としては1週間ですが、くすんだ黄緑色や膿状、泡状やカッテージチーズ状のおりものが現れたときには、性感染症の疑いがあるため、1週間を待たずクリニックで診察を受けてください


その他にも、おりものに強い刺激臭や腐敗臭、さらに強いかゆみや痛みを感じるときにも、早めに診察を受けます。


放置し続けることで、セックスのパートナーに迷惑をかけるだけでなく、腹膜炎や卵管の炎症リスクを高めてしまうかもしれません。

婦人科を受診して適切な治療を受ける

セックス後のおりものの違和感で診察を受けたい場合は、「婦人科」または「産婦人科」を選択します。

婦人科で受診することで、詳しい検査を受けられるでしょう。


病院では、培養検査というもので菌を特定することができます。


培養検査では、おりものを採取して原因となる菌の特定が可能です。
基本的にはおりものの検査なので、体への負担は少ないでしょう。

また、粘膜に触れることになったとしても、綿棒で軽く触れる程度なので過度に怖がる必要はありません。


婦人科での検査によって原因が特定できれば、その場で処置をしてもらえたり薬を処方してもらえたりと、適切な治療が受けられます。

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セックス前後のケアでおりもの対策

セックス後はもちろん、その前でも、おりものが気になるときもあります。

おりものをただ拭き取るだけでなく適切なケアをすることで、デリケートゾーンをより清潔な状態に保てるでしょう。


おりもの対策として有効なセックス前後の体のケア方法をご紹介します。

清潔な状態を保ちやすい環境を整える

おりものの変化は水分不足でも起こるため、セックスの前後には、しっかりと水分を摂取することが大切です。

セックス後には眠くなり、そのまま朝まで眠ってしまう方もいるかもしれません。


しかし、セックスの後に排尿してから休むことで、清潔な状態を保ちやすくなるでしょう


疲れや睡眠不足といった免疫力の低下が原因となって引き起こされる病もあります。

体調が悪いときには、無理をしてセックスをせずに休むことも大切です。

また、おりものの異常を防ぐためには、気持ち良くなっていない、または濡れていないのに無理に挿入しないことも重要です。

おりものシートやケア用シートでおりもの対策

下着におりものが付着すると、不快なだけでなく衛生的にも問題が生じます。

すぐに取り入れられるおりもの対策が、「おりものシート」を使用する方法です。


生理用ナプキンのようにショーツに貼りつけるだけで、おりものの不快さを軽減してくれるでしょう。


おりものの量が多い場合は、トイレに行く度にシートをこまめに交換してください。


おりものを拭き取りたい場合には、ウェットシートで皮膚の表面をサッと軽く拭きましょう。


一時的なおりものの増加であれば、使い捨てのシートやウェットシートで対応可能です。


しかし、原因を解決せずにおりものシートを使っていても、余計に悪化するだけかもしれません


しばらく使用していても改善しないようであれば、クリニックに相談しましょう。

セックス後のおりものの変化。不安なときは婦人科を受診

セックス後のおりものについての記事のまとめ

おりものに悩んでいる女性は多く、それに対応するケアグッズも多数販売されています。

しかし、自己判断による対策は間違ったものも多く、症状を悪化させてしまうリスクが高まるでしょう。


専用とうたっていても、実際には専門家でない人が作っている製品も存在します。


セックス後におりものが変化して、さらに1週間経過観察をしても改善しないようであれば、かかりつけの婦人科や産婦人科に相談してください。


医療法人心鹿会のクリニックには、女性が安心して診察を受けられるように女性スタッフが在籍しています。


セックス後のおりものの変化はもちろん、その他の症状に関しても不安があれば、お気軽にご相談ください。

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この記事の監修者
二宮 典子

医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。