パートナーに不満もなく、好きだという気持ちはあるのにセックスが気持ちよくない……と悩んでいませんか?
気持ちがよくないと、自分に何か問題があるのではないかと不安になってしまいますし、女性側に何かしら問題があるとすれば、その原因を知りたいと思うはずです。
セックスの問題は、どのような方法で解決できるのでしょうか。
セックスの悩みは、実は単純な問題ではなく、心と体の両方からアプローチしないと解決できないケースもあります。
今回は、パートナーとのセックスが気持ちよくないと感じる原因と、その対処法について詳しくお話していきます。
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セックスが気持ちよくないのは不感症だから?
「セックスが気持ちよくない」、「セックスで感じない」という症状に対する呼び方として、「不感症」という名称を耳にしたことはありませんか?
この不感症というのは、現代では正式な医学で用いられる名称ではありません。
以前は、女性がセックスで気持ちよくないと感じることを、まとめて不感症と呼んでいた医師もいたようです。
しかし、現在は「女性性機能障害(Female Sexual Dysfunction)」という名称が用いられています。
女性性機能障害には、様々なパターンが存在します。
セックスが気持ちよくない原因は、性的興奮が起こらないパターンもあれば、オーガズムには達していないものの性的興奮は起こっているパターンなど、様々です。
何が原因になっているのかを区別して、治療法または対処法を考える必要があります。
女性性機能障害(FSD)とは
女性性機能障害(Female Sexual Dysfunction)とは、3ヶ月以上継続するセックスに関するトラブルを抱えている状態のことを指します。
トラブルの例として、「性的興味の欠如」や「性交時に苦痛がある」、「性交に満足感が得られない」などがあります。
男性が性的な興奮を得ても勃起しない症状をEDと呼ぶことは、一般的にも広く認知されているため、耳にしたことがあるという方は多いでしょう。
厳密には完全に同一ではありませんが、女性にとってのEDにあたるのが、女性性機能障害の中の「性的興奮障害」と呼ばれる状態です。
その他にも、女性性機能障害の中には、物理的にセックスの挿入が上手くいかない「挿入障害」や、挿入はできるけれどもオーガズム(絶頂)を迎えることができない「オーガズム障害」などがあります。
心だけでなく体の問題も複雑に絡んでいるパターンも多いため、心因性と身体性の両面から原因を調べていく必要があるでしょう。
セックスが気持ちよくない3つの主な原因
セックスが気持ちよくないと感じる主な原因は、3つ考えられます。
- 心因的な理由で気持ちよくない
- 男性側の問題で気持ちよくない
- 女性側の問題で気持ちよくない
トラウマやプレッシャーといった心因的な問題と、男性側の問題、そして女性側の問題に分けられます。それぞれ詳しく解説していきましょう。
心因的な理由で気持ちよくない
心因的な理由から、セックスが気持ちよくないと感じるケースがあります。
例えば、ストレスや悩み、トラウマや不満などを抱えていると、セックスをしている最中でも頭は戦闘モードで緊張してしまい、せっかくの刺激もつまらないと感じてしまいます。
他にも、誤った知識や男性側の何気ない一言から「セックスは気持ち良くなるもの」、「男性が触ると濡れるもの、濡れないのは自分が悪い」というプレッシャーを無意識に自分自身に与えているのかもしれません。
また、逆にセックスをすること自体に罪悪感を抱いており、自分の体の反応を気持ち悪いと感じてしまうことで、体の反応を打ち消して気持ちよくなれないケースもあります。
男性側の問題で気持ちよくない
女性には問題がなく、男性側の問題からトラブルが起こっているケースもあります。
例えば、男性器のサイズや勃起時の角度、勃起時の硬さが自分に合っていないために、挿入しても気持ちよくないと感じることがあるでしょう。
また、男性の体臭や口臭が気になって集中できないといった問題が挙げられます。
他にも、男性側の知識不足や経験不足からセックスが男性本位になってしまうと、女性側はなかなか気持ちよくなれないものです。
パートナーとの関係が良好であっても、セックスの考え方が違っていればトラブルに繋がります。
良好な間柄だからこそ自分に問題があるのだと考えてしまいますが、心因的な問題に発展してしまうケースもあるので、解決が難しい場合は男性側に相談してみましょう。
女性側の問題で気持ちよくない
女性の性感帯の一つである陰核(クリトリス)に皮が被ったままだと、性的な興奮を得られにくいという話がありますが、実は性的な感度に影響することは稀です。
陰核の中でもどの部位が感じやすいかは個人差があるため、無理に包皮を理由にして手術をしても後悔することがあります。
陰核は、見えている部分以外にも、腟の周辺に広がっている臓器です。
女性側に問題があるとすれば、性的な興奮を得られる場所がわかっていないという点が挙げられます。
性的な興奮が得られる場所を繰り返し探しながら、脳との連絡を強くしていくことが重要です。
自分が原因でセックスが楽しめないのは辛いですよね…
医師に相談することで、原因が判明し改善されることもあります。
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まとめ
- ストレスや悩み、トラウマや不満など、心因的な問題で気持ちよく感じられないことがある
- セックスが男性本位だと、女性側が気持ちよく感じられないことがある
- 女性側が性的な興奮を得られる場所がわかっていないと、気持ちよく感じられないことがある
自分で改善できる?セックスが気持ちよくなる方法
パートナーと思い切り愛し合うために、もっとセックスで気持ちよくなりたいと感じている方もいるはずです。
- まずは相手とコミュニケーションを取る
- セルフプレジャーで感じる場所を知る
- 前戯に時間をかけてもらう
- シチュエーションを変えてみる
- 女性からも積極的に行動を起こしてみる
自分でできる気持ちよくなる方法をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
まずは相手とコミュニケーションを取る
先ほどお話したセックスが気持ちよくない原因の中にある、「心因的な問題」をクリアする方法です。
女性の場合、精神的な理由から気持ちよくなれないというケースが多々あります。
セックスで思い切り感じたいのであれば、パートナーと日常的にスキンシップを取ったり、会話をしたりすることが大切です。
セックスに苦手意識のある人が性的なことを意識し過ぎると緊張してしまい、気持ちよいと感じにくくなります。
さらに、体が反応しないことで焦ってしまい、心も体も冷えてしまいます。
セックスの最中だけ気持ちよくなろうと考えるのではなく、セックスをしない日であっても会話やキス、ハグでお互いの愛情を育んでいきましょう。
お互いの気持ちを充実させることでセックスに対するプレッシャーがなくなり、思い切り楽しめるようになったという方も少なくありません。
セルフプレジャーで感じる場所を知る
セックスで「性的な興奮が起こらない」、「痛みを感じて辛い」という方は、自分自身の体をよく理解していないことが原因になっている可能性があります。
自分自身の体を知る手段の一つが、セルフプレジャーです。
セルフプレジャーとは、自分自身で自分の性器を刺激することで性的な興奮状態を作り出す行為で、マスターベーションやオナニー、一人エッチなどとも呼ばれています。
セルフプレジャーという名前の方がスタイリッシュで抵抗感が少ないため、現在では性的刺激をサポートする商品を「セルフプレジャーグッズ」と呼んだりします。
女性の中には、これまで一度もセルフプレジャーをしたことがないという方や、自分の性器についてよく知らないという方もいます。
自分自身で性経験を積んでいくことに罪悪感を覚えたり、恥ずかしいという気持ちがあったりと、ネガティブなイメージを抱いてしまいがちですが、セルフプレジャーは決して恥ずかしいことではありません。
自分が好きなシチュエーションを想像したり、自分が気持ちよいと思える場所を探したりして、短時間で脳をセックスモードに切り替える練習をしましょう。
その上で、女性側が相手に自分の望む触り方や部位を上手に伝えていくのも、解決方法の一つです。
前戯に時間をかけてもらう
男性向けのアダルト作品では、挿入部分に重きを置いており、いわゆる前戯には時間をかけない傾向があります。
女性は自分で想像している以上に、しっかりと潤うまでには時間がかかります。
ムードによっても、気持ちが高まり、潤うまでの時間は変わってくるでしょう。
十分な潤いがないのに男性に挿入をされても、気持ちがよいどころか痛みしか感じません。
潤い不足に心当たりがある場合は、パートナーにもっと時間をかけて前戯してもらえるようにリクエストしてください。
「それ気持ちいい」、「もっと触ってほしい」など気持ちを伝えつつ、さりげなく前戯のお願いをしてみましょう。
体、特に足先が冷えていると濡れにくくなるため、ゆったり入浴して全身を温めると良いでしょう。
時間がないときには、足湯をするだけでも効果が期待できます。
シチュエーションを変えてみる
付き合い始めの頃はセックスで気持ちよくなれていたのに、最近気持ちが盛り上がらないという場合には、刺激が不足している可能性があります。
自宅や通い慣れたホテルなど、いつもと同じ場所だと性的な興奮を得られにくくなる方も少なくありません。
セックスに没頭できるシチュエーションをつくってみると、再び快感を得ることができるようになるでしょう。
具体的には、旅行に出かけてみたり、いつもとは違ったホテルに宿泊してみたりと、雰囲気を変えることが大切です。
女性からも積極的に行動を起こしてみる
セックスをする際、女性はどうしても受け身になりがちです。
男性のペースで、攻められるがままになっていることも多いでしょう。
男性と女性の体のつくりが違うことから、女性側の要望を悟ったり、汲み取ったりすることは、男性からするととても難しいことです。
女性が男性を喜ばせるために感じている演技をしてしまうと、男性としては本当に気持ちよくなってくれているのだと勘違いしてしまいます。
男性が勘違いしたままだと、間違った知識を得たまま次回以降のセックスでも同じことを繰り返してしまいます。
そうならないためにも、女性が受け身になり過ぎないことが大切です。
具体的にもっとこうしてほしい、そこを触ってほしいなどとお願いしてみましょう。
ときには自分が気持ちよくなれるよう、積極的に動いてみることも大切です。
まとめ
- コミュニケーションや前戯に時間をかけて、心と体を整える
- シチュエーション選びで刺激を得られるよう工夫する
- セルフプレジャーを試すなど、女性側が積極的に行動することも大切
セックスで痛みを感じる場合は婦人科へ
ここまでセックスで気持ちよくないと感じる方に向けてお話をしてきましたが、中には快感を得られないだけでなく、痛みを覚える女性も少なくありません。
セックスでの痛み、いわゆる「性交痛」があると、性的興奮を得るのは難しいです。
性交痛の主な原因は、単なる潤いの問題ではなく、腟まわりの粘膜の弱さや薄さにあることがわかっており、治療には専門的な知識が必要です。
それ以外にも、挿入はできるけれど奥が痛む場合には、子宮内膜症といった病気が原因になっていることもあります。
「以前は問題なかったのに、ここ最近、痛みを感じるようになった」、「苦痛が年々増している気がする」という方は、婦人科や産婦人科での受診を検討してください。
性交痛は決して珍しい症状ではなく、専門的な治療を受ければ改善できるケースが多いです。
一人で悩まずに、専門家に相談してみましょう。
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まとめ
セックスが気持ちよくないと感じる理由が、自分でもよくわからない場合もあるでしょう。
セックスが気持ちよくない理由としては、心因的な問題や男性側の問題、そして女性側に問題があるケースがあり、それぞれが複雑に絡み合っているパターンもあります。
二宮レディースクリニックでは、セックスのトラブルについて総合的に診断・治療を行っています。
治療は自費診療となりますが、検査の結果によって保険適用になる病気がみつかることもあります。
セックスが気持ちよくないという悩みは、誰かに打ち明けるのが恥ずかしく、一人で抱え込んでしまいがちです。
医療法人心鹿会のクリニックに在籍している医師やスタッフは全員女性であり、プライベートな悩みを打ち明けやすい雰囲気づくりを目指しています。
セックスに関する悩みを抱えているという方は、下記クリニックへお気軽にご相談ください。
病気が原因であれば早期改善することが大切です。
ご相談はお早めに。
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