「インティマレーザーは本当に効果があるの?」
「副作用は大丈夫?」
上記のようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
インティマレーザーは、腟や外陰部にレーザーを照射し、血流を改善することで組織を活性化させ、コラーゲン生成を促進して組織を引き締める効果が期待できる治療です。
当記事では、インティマレーザーの効果、副作用、治療の流れについて詳しく解説します。
インティマレーザーでの治療について気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
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インティマレーザーとは?
インティマレーザーとは、腟の粘膜にレーザーを照射することで、様々な症状を改善する治療法です。
特に、尿もれ治療に対して高い効果が期待できることから、泌尿器科系のクリニックで導入されています。
レーザー光を腟内及び外陰部、尿道や場合によっては、直腸に照射し年齢とともに減少したコラーゲン産生を促進します。
また、年齢と共に萎縮してきた粘膜が正常な状態に近づくため、腟全体が引き締まり、尿道を支える力が改善し尿もれを抑えます。
しかし、インティマレーザー施術を受けたからといって、必ずしも腟のひきしまりや尿もれ改善に効果があるとはいえません。
なぜなら、腟や尿道以外の原因によって、トラブルを引き起こしている可能性もあるためです。
インティマレーザーでの治療をお考えの方は、まずは医師による診断を受けましょう。
診断結果によっては、施術が受けられない場合もあるということをご了承ください。
インティマレーザーの効果
インティマレーザーの効果は、以下の4つです。
- 尿失禁の改善
- 骨盤臓器脱の改善
- 腟弛緩の改善
- 性交痛の改善
インティマレーザーは、メスを使わないため、将来に残るような傷跡は残りません。
また、ダウンタイムもほとんどありません。
また、短時間で治療が終わるので、忙しい方でも治療を受けやすいという特徴があります。
ただし、効果には個人差があり、すべての症状が改善されるというわけではありません。
以下では、上記4つの効果について詳しく解説します。
尿失禁の改善
インティマレーザーは、尿失禁の改善に有効とされています。
尿失禁は、咳やくしゃみ、腹圧がかかる動作などで、尿意を感じなくても自分の意思に反して尿がもれてしまう症状です。
出産や加齢、排尿機能を悪化させるような生活習慣、間違った排尿習慣によって排尿に関連する骨盤底の機能が悪化することで尿もれは起こります。
具体的には、尿道の動きをサポートしている靭帯が緩んだり、腟が緩み前と後ろの壁が離れてしまうため尿道の動きを支えきれなくなったり、尿道の粘膜が萎縮してしまったり、尿道を引き締めるための筋肉が開きやすくなってしまう、などです。
インティマレーザーはレーザーの照射による熱刺激によって、弱くなってしまった腟や尿道の血流を改善し、組織に不足しているコラーゲンを再合成して、ふっくらした弾力のある組織に改善させることによって、尿失禁の改善に役立ちます。
骨盤臓器脱の改善
インティマレーザーは、骨盤臓器脱の改善に有効とされています。
骨盤臓器脱とは、子宮、膀胱、直腸などの本来は骨盤内にある臓器が、元の位置から下垂している症状です。
骨盤臓器脱は、出産や加齢による骨盤底筋の衰えなどが原因で起こると考えられています。
粘膜の血流改善がコラーゲン量を増加させることで、膣腟内の粘膜に弾力性が増し、うすく広がってしまった腟の壁を引き締める役割をするため、骨盤臓器を支える力が上がります。
そのため、インティマレーザーには、骨盤臓器脱の改善が期待できるのです。
腟弛緩の改善
インティマレーザーは、腟弛緩の改善に有効とされています。
腟弛緩とは、腟壁の全体的または部分的な緩みを感じる症状です。
例えば、入浴後にお湯漏れが起こっている場合、腟が緩んでいる可能性があります。
膣腟の中だけでなく、外陰部にも照射することによって腟の入り口も引き締め、内側と外側からアプローチすることで腟全体の緩みの改善に繋がります。
性交痛の改善
インティマレーザーは、性交痛の改善にも有効とされています。
性交痛は、女性にとって大きな悩みの一つです。
主な原因は、腟の少し前にある前庭部の痛みです。
解決方法は、専門的に診断できる医師に相談することが第一に挙げられますが、インティマレーザーでも改善の余地があります。
インティマレーザーで性交痛の原因である前庭部の機能を改善し、弱くなっている組織を強くすることで痛みを改善したり、組織の弾力性を改善することで挿入をスムーズにしたり、組織を正常に近づけることで潤滑を改善したりすることが期待できます。
ただし、前庭部の診察や照射は専門的な知識が必要となるため組織を的確に治療をしなければ十分な効果が得られません。
また、前庭部だけでなく腟にも照射することで腟内のコラーゲン量を増加させ、弾力性を改善し、さらに乾燥しにくい状況を作ることで、性交痛の改善が期待できます。
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インティマレーザーの副作用
インティマレーザーの主な副作用としては、以下の5つが挙げられます。
- 施術後の痛みや違和感
- おりもの量の増加
- 腫れやむくみ
- 一時的な排尿時痛、血尿、頻尿、尿失禁、排尿のしにくさ
- 出血
インティマレーザーで副作用が出たという報告は稀で、ほとんどありません。
万が一、上記のような症状が発生した場合は、医師に早急に相談することが大切です。
また、術後すぐの性交渉やタンポンの使用は、腫れや痛みなどを引き起こす恐れがあるため、施術後1週間は控えるようにしましょう。
インティマレーザーの治療の流れ
インティマレーザーの治療の流れは、以下の通りです。
- 診断
- 施術部位に麻酔を行う
- 問診票の記入と照射前の状態を記録する
- レーザー照射を行う
- 照射後の記録を行い施術が終了
インティマレーザーの治療は、部位によって事前準備や施術時間が異なります。
治療を検討している方は、施術の流れをよく理解しておきましょう。
以下では、それぞれの流れについて詳しくご紹介します。
診断
まず初めに、診断が行われます。
治療を受ける前に医師の診察を受けて、治療に適しているかどうかを診断してもらう必要があります。
腟にレーザー治療を行っても良い状態なのか、また、患者様の希望と治療にミスマッチがないかなど、医師によって判断されます。
そして、医師から許可が出た場合のみ、インティマレーザーの施術を受けることができます。
施術部位に麻酔を行う
インティマレーザーの治療が必要だと診断を受けた後は、腟の入り口に麻酔を行います。
麻酔は、麻酔クリームを塗るという方法がほとんどです。
腟の入り口は粘膜なので、部分的に少し熱を感じることがあるでしょう。
施術には麻酔を使用しますが、痛みの度合いには個人差があります。
そのため、痛みや安静を保てないといった場合には、点滴や注射などで麻酔を追加する場合もあります(別途追加料金が必要です)。ご安心ください。
逆に、施術部位によっては麻酔が不要な場合もあるので、施術前に麻酔の有無を確認しておきましょう。
問診票の記入と照射前の状態を記録する
施術部位に麻酔を行った後、麻酔が効き始めるのを待っている間などを利用して問診票の記入と照射前の状態を記録することがあります。
状態の記録では、レーザー照射前の腟内温度の測定や、写真による記録が行われますが、写真のデータは、患者様のプライバシーを第一に守ったうえで大切に保存されます。
効果を判断したり合併症や副作用が出ていないかの確認をしたりするために、照射前の状態を記録することは非常に重要です。
レーザー照射を行う
次に、レーザー照射による施術を行います。
施術に用いるレーザーはクリニックによって異なりますが、以下ではGランナーを使用した場合の照射方法についてご紹介します。
- ドット状に2~4往復のレーザー照射を行う
- 腟全周に連続で1~2往復のレーザー照射を行う
Gランナーの特徴として、自動的に照射できるため、一定の効果を保ちながら素早く照射できる点が挙げられます。
照射される部位によっては、痛みや熱を感じる場合があります。
しかし、痛みの感じ方には個人差があるため、我慢できないほどの痛みを感じた際は、速やかに申告するようにしましょう。
照射後の記録を行い施術が終了
最後に、照射後の記録を行って終了となります。
照射後の記録では、腟内に問題がないか、腟内の温度はどれくらいかといった観察を行います。
施術後におりものの変化があったり、むくみが生じたりすることがありますが、経過とともに落ち着く場合がほとんどです。
痛みの感じ方には個人差があるため、術後の過ごし方やダウンタイムについては、事前に医師に確認・相談しておきましょう。
インティマレーザーの治療は医療法人心鹿会へご相談ください
インティマレーザーの治療を検討している方は、二宮レディースクリニック、もしくはあやこローズクリニックへご相談ください。
二宮レディースクリニックとあやこローズクリニックは、尿もれや性交痛、外陰部のトラブルなどの治療に効果的なレーザー機器を導入している女性泌尿器科です。
当記事でご紹介したインティマ―レーザーだけでなく、様々な治療方法で辛い症状の改善を目指します。
お悩みやトラブルに合った適切な治療方法について、真摯にご提案いたしますので、お一人で悩まずに、まずはお気軽に当院までご相談ください。
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