STAFF BLOG
スタッフブログ

2020.08.12

心斎橋院

おススメの疲労対策~セミナー報告第4弾~

みなさん、こんにちは。女性医療クリニックLUNA心斎橋 院長の二宮典子です。

8月1日の土曜日にサンケイリビングさん主催で「女性ホルモン」についてのウェブセミナーをさせていただきました。前回のブログでは、女子たちがどういったことに困っているのかということをご紹介させていただきました。

前回までの復習

ゆらぎ世代の女子の悩みは

  • 1位 疲労
  • 2位 美容
  • 3位 月経関連
  • 4位 更年期
  • 5位 ダイエット

みんな、自分なりに考えてきちんと対応を行っていますが、それでうまくいくこともあれば、うまくいかないことも…

前回は第1位のお悩み『疲労』について、対策をお話しする前に疲労のメカニズムについてお話させていただきました。すこし難しい単語もでてきましたが、要するに、私たちが認識している以外にも脳と神経は働いていて、むしろその働きがほとんどで(笑)、そこが疲れていると全身が疲労を感じるんだよ、ということなんです。その無意識の神経が『自律神経』であり、今回はその自律神経をいたわってあげる対策についてお話しをしていきます。

自律神経を労る生活

あなたの健気な自律神経をうまくやりくりするのは、実はとってもシンプル。

地球のリズムに人間の身体を合わせれば良いんです。

ヒトはもともと、日のある時に活動するような身体の構造になっていて、そこで活動しやすくするため自律神経が調整するようにできているからです。

  • 朝の日の出とともに起きて、
  • 日中は外で体を動かして、
  • 夕方には家に帰って、
  • 太陽が沈んだらゆっくり過ごして
  • 寝る。
  • お腹いっぱいは食べないようにして、
  • 夕方以降は眼を酷使しない。

これは、交感神経の動くという部分と、副交感神経の休む部分という2つのフェーズが、1日の中でゆったりした波になるんです。これなら自律神経は疲れません。

でも現代の生活は

  • 気温は1日でも上がって、下がって、下がって、上がって(交感>副交感)
  • 明るさは、ずーーーーっと寝るまで明るい(交感>副交感)、
  • いつもイライラして周囲は敵だらけ(交感>副交感)、
  • いつで満腹になるまで好きな時に食事がとれる(交感<副交感)

などなど。これでは健気な自律神経はバタバタしても当然。神経だって乱れまくって、肝心なときに働けなくなっちゃいますよね。納得。この状態を私たちは疲労と感じてしまうんです。

自律神経を復活させる5つの習慣

さて。

疲労のメカニズムはわかった!

ほんで、私のこの疲れはどうしたらいいの?

そう、疲労を感じている人が全員原点回帰できて、自然と一体の田舎暮らしができたら苦労しません。

でも、疲労の原因はひとそれぞれどのような生活があなたの自律神経を酷使しているのかをまず考えてみることが重要なのです。その中で、回避可能な、疲労の原因になるポイントを探してみるのが一番早いんです

せっかくなので数あるポイントの中から、二宮がこれは押さえておいた方が良いと思うものを5つご紹介します。

1、早寝早起

『早寝早起』これは、何人か書いて下さっている人もいましたが、基本中の基本です。仕事の関係で朝に起きれない、夜まで仕事という人もいると思いますが、そういった方もできるだけ1日のリズムを崩さないようにしてみてください。

ベストは朝起きたら日光を感じれるということです。

2、目の酷使をやめる

『目の酷使をやめる』これは本当に大事です。現代社会は目を使いすぎます。情報のほとんどを視覚に頼り過ぎていると思います。もともと目を使うと、交感神経はエンジン全開モードになってしまいます。

日の入りを過ぎても、光が入り過ぎる生活だと、脳はまだまだ活動モードと勘違いしてしまい、不眠や倦怠感など慢性的な疲労の原因になってしまうのです。できれば就寝前2時間くらいはテレビやスマホなどの操作は控えるのが良いでしょう。

3、糖質摂取はコントロールする

『糖質摂取をコントロール』疲労を感じるひとつの原因に糖質の取りすぎがあります。糖質というのは本来、人間にとって珍しいご褒美でした。道端でたまたま出会う果物です。なのに、科学技術の進歩によって、現代では簡単に糖質を摂取できるようになってしまいました。

糖質摂取の後の血糖の上昇は、脳をハイにさせ一瞬は天国に連れて行ってくれます。しかし、そのあとに糖質が枯渇し血糖が急降下すると一気に疲労やイライラが襲います。すると無意識に糖質繰り返し欲するようになり、疲労は蓄積していきます。まるで麻薬です。

さらに追加すると、食事で満腹になることはあまりよくありません。満腹状態は副交感神経に働いてもらうことになっていますので、基本的には仕事はできないものと考えてください。身体は寝るモードになりますので、仕事が控えるランチは少量にしておきましょう。あと、空腹状態がないと、老けます(笑)美容に気をつかっているかたは、是非1日1回はお腹をぐーーーっとならしましょう。

4、汗をかく運動を

運動は大事です。できれば毎日なにかしらで汗をかくのが理想です。

運動する時間のない人へ、二宮のおススメはエレベーターは使用せずにできるだけ階段を使用、さらに階段は1弾飛ばし。大股でガシガシ上る。下りはご自由に。

5、心を無に

最後の仕上げは、心になにも『無』い状態を作る練習をすることです。

色々書いてきましたが、疲労を感じている無意識部分だけでなく、意識の部分の脳ももちろん疲労しています。

ここは、考えることを休むことができないという悲しい病に罹っています。どうやっても何かしら、次々と色んなことを考えてしまうのです。

毎日禅を組め、瞑想しろ、とは言いませんが、アタマを空っぽにするという習慣を寝る前にでもしてみてください。きっとすぐにはできませんから(笑)でも次々にやっては消える色んな考え、アタマの声を、スルーーーー、完全無視ってみてください。これができるようになると、自律神経が本領を発揮できる状態になるからです。

まとめ

ということで、2回にわたり『疲労』についてお話しをしてきましたが、何か気づきはあったでしょうか?

疲れるということに気が付いていない人もいますので、自分は関係ないと思っていても、今回おススメした行動を一つでも生活に取り入れてくだされば、慢性的な疲労を改善できるかもしれません。

では、次回からは第2位の美容についてのお話しです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の監修者
二宮 典子

医師。泌尿器科専門医・指導医、漢方専門医、性機能専門医。
2015年から女性医療に特化したクリニックの院長として泌尿器科・婦人科・性機能に関する専門的診療に従事。医療者向けの講演会や一般向けのYouTubeなど幅広い活動を行う。2021年にNINOMIYA LADIES CLINICを開院し、院長就任。自院では、医療者にしかできない誠実で安全な美容を提供するべく、アートメイク・女性器治療などにも注力する。